Googleは今年の後半に4モデル構成となるGoogle Pixel 9シリーズに加え初の大型モデルが追加されるGoogle Pixel Watch 3シリーズを正式発表する可能性があります。さらに認証情報からもGoogle Pixel Buds Pro 2を正式発表する可能性があるので新製品ラッシュになる可能性があります。
今回はGoogle Pixel 9シリーズで絶対改善してほしいポイントについて主観的にまとめたいと思います。
耐久性の改善。
歴代Pixelで見るとハードの品質がとても高いとは言えない状況でPixel 4は純正の初代Pixel Standで充電するとバッテリーが膨張する不具合が発生してPixel 5では固定する接着剤に不備があったのかディスプレイがはずれてくる現象が発生。
さらにPixel 7はカメラ部分が破損する現象が発生した上でPixel 7 Proは音量ボタンや電源ボタンがはずれる現象など何かしらの問題を抱えていることが多いです。その上で個人的にPixel 9シリーズで期待したい部分としてPixel 9 Pro Foldのヒンジの耐久性の改善です。
現行モデルは本体を薄型化するためにヒンジ用のコンポーネントをディスプレイ下に配置せず上下ベゼル部分に配置されているとの話です。その結果他の折畳式機種と比較すると耐久性が劣るという感じでした。
現に妻のPixel Foldもメインディスプレイがまともに機能しなくなった感じでフレックスモードもまともに出来ない。簡単に言えばヒンジ部分がかなり緩くなってしまったという感じです。
またもう一つの問題としてPixel Foldのヒンジが故障した場合はディスプレイごと交換する必要があること。つまりディスプレイに問題がなくても14万円近くの修理代金が必要になるという感じです。
折畳式機種だとまだまだ難しいのかもしれませんが修理しやすい内部構造の採用に加え本体の耐久性を改善してほしいところです。
有料の補償プランを提供してほしい。
近年のPixelは大手キャリアも扱うことから補償関連が気になるのであればキャリアモデルを購入すればいいのかもしれません。ただ自分はキャリアのオンラインショップでの購入が面倒に感じてしまうので直販版がある場合は基本直販版を購入するようにしています。
ただGoogleの場合はAppleやSamsungのように有料の補償プランを用意していないため最大1年のメーカー補償のみとなっています。つまりユーザーに万が一落としたなど過失があった場合は全く補償されないので全額自己負担になります。
Pixelはハードの品質が安定していないからこそ補償はやはり重要でGoogle Storeにおいてもアメリカのように用意して欲しいところ。やはり直販版をしっかり売るとなればある程度キャリアと条件を揃える必要があると思います。
Pixel自体のコンセプトは80%ルールを採用と一般ユーザー向けですが国内のGoogle Storeにおける販売方法はサポートの薄さからもある意味玄人向けとなっています。
やはり製品の良さを伝えるには実際に買ってもらうしかありません。購入前の懸念点をなくすことが重要に感じます。
アプリ複製機能への対応。
最後にアプリの複製機能で今や中華メーカーやGalaxyは当たり前のように対応しています。一方で素のAndroidに近いAQUOSやXperiaにPixelなどが非対応という感じです。
折角Googleはdual eSIMへの対応やeSIMのデータ移行機能など強化しているのに自分から見れば2台持ちを1台持ちにまとめるという面で見ればアプリ複製機能がないのであまり向かないという印象です。
Android15でプライベートスペースの追加で擬似的な使い方はできるようになるのかもしれませんが単純にアプリの複製ができるようになってほしい。少なくともXiaomiの機種のようにほとんどのアプリを複製できる必要はないと思います。
Android14の初期の頃からアプリの複製機能を開発していることが判明しているのでAndroid15ではそろそろ実装してほしいところ。少なくとも自分はSNSアプリの複製ができれば一台持ちにできるようになるので待望している感じです。
