最新アプデ後に。Pixelが発熱しやすく電池持ちが悪化した時の対処方法

先日よりGoogleはFeature Dropを包括した6月のセキュリティアップデートの配信を開始しており、Pixel 8シリーズで見れば待望の外部接続機能に対応など待望していたユーザーが多い印象を受けます。

また一時期話題となりましたがGoogleの発言通りPixel 8にPixel 8aとGemini Nanoの統合も含まれており合わせてAI関連の新機能も追加された形になります。今回はGoogle Pixelをアップデートした後の挙動について主観的にまとめたいと思います。

大きな強みだけでマイナスにも

Google Pixelの大きな特徴の一つとして丁寧なアップデートの配信で他社と異なり基本毎月アップデートの配信があります。一方でPixelはGoogle Tensorに移行してからバグや不具合が増えたことからもAndroid QPRを開始した上で従来通り最新OSのβ版の配信とほぼ1年中何かしらのベータ版が動いている状態となっています。

逆に言えばGoogleとしてはこれくらい対策しないと不具合やバグの対処がしきれないと判断している可能性もあります。何より3月/6月/12月に配信されるFeature Dropは大型アップデートになるため不具合やバグは発生しやすいです。

そして今回自分のYouTubeにおいて以下のようなコメントを頂きました。

6Pro使ってますが最近不具合が多くなって来た気がします。 電話、ネットが繋がりにくい時がある、発熱しやすくなった等以前はこの様な事は無かったのですが。 今回のアップデートで改善されないかな?

今回頂いたコメントだけでは6月のFeature Dropを適用したのか不明ですが前回のアップデートなどが原因の可能性があります。また今回不具合の原因はおそらく「接続の自動調整」の可能性があります。

接続の自動調整に不具合が発生したことで電波感度が悪くなる。ただ本体は電波感度をより安定させようとするため消費電力が増え発熱しやすくなるという流れなのかもしれません。

なので対処方法としては「接続の自動調整」をオフにした状態でキャッシュを削除して様子見という流れです。もともとPixel 6シリーズが搭載している5Gモデムは通信状態が安定しにくいので、ここにソフトの不具合まで入ってしまうと本当に不安定になると思います。

発熱しやすく電池持ちが悪くなった時。

毎月のセキュリティアップデートレベルであればそこまで影響を受けないと思いますがFeature Dropレベルになると新機能が多数追加されるためアップデート後は内部の最適化が必要になります。

そのためアップデート後しばらくは発熱がしやすい状況とも言えますが問題なのはアップデートが完了して2週間くらい使っても状況が改善しない場合です。少なくともGoogleは3月頃のアップデートで接続系の派手なバグをやらかしているので今回頂いたコメントのように「接続の自動調節」が原因になっている可能性。

結局電波を探すことによって消費電力が増えれば発熱もしやすくなり電池持ちにも悪影響がでます。なので発熱しやすくなったと思う時は一度キャッシュを削除してみるのがいいと思います。

ちなみにPixel 7 ProとPixel 6 Proは電波感度に加えディスプレイの燃費が悪く、特に高輝度モードでは異常なほど電池持ちが悪化する個体もいるのでせめてもの対処として表示解像度を「FHD」に変更しておくのはありかなと思います。

何よりPixelの電池持ちが悪いとなった時はしっかり放電をしきれていない。もしくは通信関連のことが多いので異変を感じたら放電を最低でも2回はしてあげた上で通信関連の設定やキャッシュを見直してあげるのがいいかもしれません。

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