まもなく直販版が国内でも発売されるXperia 1Ⅵですが直近の売り上げランキングからも「実店舗」ではイマイチでもキャリアのオンラインショップにおいては順調な出だしになっていることを確認できます。
ただXperia 1Ⅵが20万円近くの価格帯になっていることを考えると実店舗よりオンラインで購入するユーザーが増えるのは明白かつ、キャリアモデルよりも直販版に興味を持っている人が多いのも明白かもしれません。
今回alumaniaによるとXperia 1Ⅵの本体サイズは実測値と公式スペックで大きな違いがあることを指摘しているのでまとめたいと思います。
実測値とかけ離れている。
自分自身愛用しているアクセサリーメーカーである「alumania」ですが今回キャリア版の発売に合わせて同社の手元に実機が届いた様子。同社はバンパーケースを精密に設計するためにCADからケースを設計するのではなく実機を実際に測定した上でケースの開発を進めるなど徹底的な拘りを持っています。
そして今回同社によるとXperia 1Ⅵのカタログスペックと実測値では本体サイズに大きな違いがあることが判明したとしています。
比較 | 公式スペック | 実測値 |
Xperia 1Ⅴ | 約165x約71x約8.3mm | 164.7×70.9×9.07mm |
Xperia 1Ⅵ | 約162x約74x約8.2mm | 161.9×74.7×8.42mm |
ちなみに「実測値」にはカメラバンプなどは含まれていないとしています。まずXperia 1Ⅴでみると本体の厚みがカタログスペックと大きく乖離していることを確認することができます。
またXperia 1Ⅵに関しても横幅に本体の厚みと実測値の方がかなり上です。正直公式サイトには「約」と表記されているので間違いではないのかもしれません。ただ同社も指摘していますが四捨五入しているわけでもなく、何を基準にしてカタログスペックの数値になっているのか分からないとしています。
ちなみに実測値をもとに「約」で表示するなら以下のようになります。
比較 | 公式スペック | 実測値(約数) |
Xperia 1Ⅴ | 約165x約71x約8.3mm | 165x71x9.1mm |
Xperia 1Ⅵ | 約162x約74x約8.2mm | 162x75x8.4mm |
自分自身重さを計測することはあっても本体の横幅などを計測することはなかったので気づかなかったですがこれはちょっとスペックと実測値の差がありすぎのようにも感じてしまいます。
スペックをよく見せようとした結果なのか。
正直なところスマホの本体サイズを確認することはあっても実測値まで気にすることはありませんでした。また今回同社がまとめてくれていたので気が付きましたが他社においても誤差があるのかもしれません。
ちなみに中華メーカーの一部機種の本体サイズは第2小数点まである機種もあるので正確に表記しているんだと思います。さらに本体サイズもインチ表示とセンチ表示での違いもあると思います。
何より今回の実測値で見るとXperia 1Ⅵはより幅広で分厚いということになります。少なくとも実測値とかけ離れている部分は良くないイメージですが業界全体でどのような感じになっているのか知らないので何ともです。
一方で多くのユーザーは実測値はもちろん本体のスペックまで細かく意識していることは少ないと思います。何より実際に持ってみて持ちやすいのかどうか。さらにアクセサリーをつけてしまえば重さも厚みも横幅も変わります。
あくまでもスペックは一つの指標で使い勝手の部分ではあまり参考にならないのかもしれません。ただ個人的に今回のことはちょっとびっくりしたという感じです。