先日発表されたBCN+RのランキングにおいてXperia 1Ⅵは初登場のタイミングでありながらもギリギリ圏内にランクインしたとはいえ厳し目のスタートになったようにも見えます。
ただこのランキングではオンラインショップでの売上が含まれないなどあくまでも一部実店舗における売り上げのみで集計されています。今回ドコモオンラインショップにおいてXperia 1Ⅵが初登場1位を獲得していることが判明したのでまとめたいと思います。
初登場で無事1位を獲得。
今回ドコモオンラインショップの「売れ筋ランキング」においてXperia 1Ⅵが初登場1位を獲得していることが判明しました。ちなみに今回のランキングの集計期間は「6月3日〜6月9日」までとなっておりXperia 1Ⅵは6月7日より発売しています。
この価格帯の機種になってくると実店舗よりオンラインで購入する人が増えてくると思うのでオンラインショップでの売り上げは順調だと考えることも出来ます。
また全然チェックしていなかったので意外だったのが「Xperia 10Ⅴ」は3位にランクインしていることになります。
機種名 | |
4位 | iPhone 15 |
5位 | Pixel 8a |
6位 | iPhone 15/256GB |
7位 | Galaxy A55 5G |
8位 | Galaxy S24 |
9位 | home 5G |
10位 | AQUOS wish 3 |
3位を確認すると廉価モデルもしくはフラッグシップの「無印」という感じで「最上位モデル」はランクインしていません。もちろん今後の方が重要ですが最上位モデルが売れにくい状況の中で初登場とはいえ「1位」を獲得できたことに大きな意味があると思います。
iPhoneですら安いモデルしか売れない。
2024年第1四半期において世界で最も売れた機種が「iPhone 15 Pro Max」で1500万台前後売れていたと思います。ちなみに2位はiPhone 14 Pro Maxで高価なモデルがグローバル市場でみるとしっかり売れています。
一昔前は価格の影響だったのかサイズの問題だったのかiPhoneも大型モデルの方が売れにくい状況でしたが近年逆転傾向にありつつあり、特に「Pro」の評価がイマイチな時は「Pro Max」の方が人気が出やすい傾向にあります。
少なくとも本家本元であるアメリカで見れば最新のiPhoneの最上位モデルから売れやすい傾向の中で、今回のランキングで見ると型落ちの「無印」が最も売れていることになります。
近年の国内の動向をみると型落ちの無印の方が売れやすいです。これは型落ちの機種に対してキャリアが施策を行う影響が最も大きいからだと思いますが、逆に言えば最新のiPhoneの高価格化からもユーザーが購入するのが厳しい状況に。
だからこそ「iPhone 15 Pro」すらランクインしていない状況になっている可能性があります。何より現状だとiPhoneに限らず最上位モデルは国内で非常に売れにくい状況になっています。
特にキャリアモデルは法改正の影響で目立った割引が行えない状況になっているので余計に割高に感じてしまうのかもしれません。その中でXperia 1Ⅵが「初登場」とはいえ1位を獲得できたのは大きな意味があると思います。