一概には言えず。Xperia 1Ⅵをキャリアで購入するメリット

直近の情報からもXperia 1Ⅵのキャリアモデルの初速は前モデル対比で鈍いという印象です。少なくとも自分の周りで見ると「直販版」を購入している人が圧倒的に多い印象を受けますが、おそらく全体で見ればキャリアモデルの方がある意味制限があるとはいえ売れると思います。

今回は改めてSony Storeにおける直販版ではなくXperia 1Ⅵのキャリアモデルを購入するメリットについてまとめたいと思います。

余計なものがなくなってきた。

個人的に直販版がある機種は基本キャリアモデルを購入しません。その理由の一つ目としてはキャリアロゴやキャリアアプリの存在で自分は長年docomoユーザーですがキャリアアプリを使うことはほとんどありません。

さらに誰得なのか不明ですがキャリアロゴも長年入っていましたがドコモ版からもついに削除されました。おそらくキャリアとしてはローカライズする際のコストカットの側面が強いのかなと思います。

少なくとも「キャリアロゴ」がなくなっただけでも個人的にはプラスです。一方でキャリアアプリに関してキャリアは自社のサービスを利用して収益拡大を狙っていると思うのでキャリアによって差はあれど完全になくなることは当面ないのかなと思います。

ローカライズの弊害。

少なくとも国内の大手キャリアが扱っている端末のほとんどは「Felica」を搭載しているためおサイフケータイに対応しています。今やさまざまな電子決済のサービスが増えており交通機関においても「タッチ決済」が可能な改札が増えています。

このことからもFelicaの優先度が下がっているユーザーもいると思いますが一つの弊害として日本向けのハードにソフトとなるためグローバルモデルと比較してアップデートサポートの配信時期が遅かったりなかったりします。

これはアップデートをSonyが直接配信しているのではなくキャリアが関与している影響もあるため何ともの部分もありますが、この状況の中で直販版よりはキャリア版の方が先にアップデートが配信されることが多いです。

タイムラグはそのアップデートによって差がありますがキャリアモデルの方が基本早く、端末を出来るだけ最新の状態にしておきたいユーザーにとってはキャリアモデルの方が向いているかもしれません。

キャリアのサービスを享受できる。

ローカライズは本体価格の上昇やFelicaの件など弊害もありますがプラスの部分としてキャリアのサービスが享受しやすい環境にあります。例えば分かりやすい例としては伝言メモや留守番電話サービスなどがあります。

もちろんユーザーによりますがキャリアのサービスを使っている人も一定数いることに違いはなくキャリアのサービスの依存度が高い人ほど直販版への切り替えは難しくなります。

またハード面の違いとして実用性があるかどうかは別としてミリ波にも対応しています。結局店頭におけるサポートや保証に関してもキャリアのサービスの一つでここを享受できるのはキャリアモデルの強みかなと思います。

自分はオンラインで端末を購入することや初期設定に全く抵抗がなくキャリアサービスの依存度もかなり低いので直販版でも十分です。ただ多くのユーザーにとってキャリア以外で購入するのはとてもハードルが高いことに違いはありません。

スペックやカラバリで見れば明らかに直販版が魅力的に仕上がっていますが、直販版とキャリアモデルのどちらがいいかはユーザー次第で、キャリアモデルは「安心」がついてくるからこそ直販版より高いと思っていた方がいいと思います

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