Xiaomiは5月中旬より国内で初となるフラッグシップモデルを展開。少なくとも小売店の在庫状況などを見るとXiaomi 14 Ultraはそれなりに売れている印象を受け次に繋がる可能性がより高くなったと思います。
今回Xiaomi JapanがXにおいてXiaomi 15 Ultraの販売方法についてアンケートをとっていることが判明したのでまとめたいと思います。
販売時期は重要。
Xiaomi 14 Ultraで見ると2月下旬に開催されたMWC2024で正式発表されており3月中旬から一部市場で発売という流れでした。日本ではグローバルモデルと比較して2ヶ月近く遅れた理由の一つとしてはおそらくライセンスの問題です。
詳細な内容は不明ですがライカと契約できるのは一つの国で一社までとされており、SHARPとライカのライセンスが切れるのが5月だったからこそ、XiaomiはXiaomi 14 Ultraの発売を5月まで待つ必要があったとも言われています。
何よりXiaomi 14 Ultraがより多くのユーザーにリーチしているからこそ気になるのが後継機種であるXiaomi 15 Ultraの展開です。そして今回同社が以下のようにポストしていることが判明しました。
細かいところは察してほしいんですけど、
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) June 11, 2024
あくまでもアンケートに過ぎませんが、どちらの結果になっても魅力的な選択肢に見え、少なくともXiaomi 15 Ultraは「グローバルモデルと比較して発売時期が遅いのにFelicaなし」にはならないと捉えることも出来ます。
一方で今回のアンケートに対して自分は前者を選んでいます。少なくとも自分の使い方であれば本体にFelicaを内蔵している必要がないからです。
スマホ本体にFelicaが不要だと思う理由 |
Pixel WatchなどFelicaを搭載したスマートウォッチが存在している |
自分が利用する駅でもType A/Bタイプの改札が増えてきている |
Felica関連の電子マネーは使えなくてもQRコード決済なら使える店が増えている |
おそらくですがwearOSが早くSuicaの定期券機能などに対応すれば問題ないユーザーがもっと増えるのかなと思います。
Felicaを搭載する弊害。
また今回のポストに関連してXiaomi Japanのあだちさんが以下のようにポストしています。
ちなみにソフトウェアのアップデートには確実に影響出ます。
ハードもソフトも変わるので、仕方ないですね。そういうものです。— Xiaomi あだち📷 (@xiaomi_aa) June 11, 2024
一部情報によるとXiaomiの機種は中国向け/インド向け/グローバル向け/日本向けと4のモデルに分類されると言われておりFelicaを搭載することで「日本向け」モデルになる。
ただその弊害としてグローバルモデルと比較するとアップデートの配信時期やサポート期間に影響を及ぼす可能性があり、何よりFelicaを搭載することによって日本向け専用のハードになることからもコストが増加します。
つまり本体価格が高くなる可能性があり、何より今回のアンケートをみる限りグローバルモデルより発売時期も遅くなるという感じです。Xiaomi 14 Ultraに関してはグローバルモデルに技適をとっているのでコストを抑えつつアップデートサポート期間も共通という感じだと思います。
一方でXiaomi 15 UltraでFelicaを搭載するとなると個人的には弊害が多いという印象です。何よりType A/Bを利用した「タッチ決済」が交通機関でもより柔軟に対応してくれればほとんどの人にとって問題がなくなるのかもしれません。
ローカライズして高くなるのであればグローバルと共通化して少しでも安い方がいいと思う人が多いのではないかなとも思っちゃいます。