Pixel 8aがより強く。6月の最新アプデ配信開始で待望の新機能が多数追加

一時期Google Pixel 8は今後Gemini Nanoが統合されないと大きな話題になりましたが、Googleは同社のエンジニアの発言をすぐに訂正しており6月のFeature Dropで追加することを明らかにしています。

そして今回9To5GoogleによるとPixel 8シリーズなどに6月のFeature Dropの配信を開始をしたので簡単にまとめたいと思います。

6月のFeature Dropの配信が開始。

今回の情報によるとGoogleは一部Pixelを対象に6月のFeature Dropを包括したセキュリティアップデートの配信を開始したとしています。ちなみに手持ちのPixel 8シリーズなどにも配信がきていることを確認することが出来ます。

まず大きな動きとしては「Pixel 8」と「Pixel 8a」にGemini Nanoが統合されたことになります。Gemini Nanoが統合されたことで今までGoogle Pixel 8 Pro専用機能だったレコーダアプリの要約機能など新機能が追加されたこと。

さらに待っていた人がかなり多かったのでは?と思いますがPixel 8シリーズはUSB-C経由で外部ディスプレイへの出力が可能になります。これはAndroid14のβ版から解放されていることが判明していましたがようやく実装された感じになります。

ただ残念なことにアクセサリーを使うことで外部出力に対応するのでは予測されていたPixel 7シリーズなど既存機種は非対応のままだったという感じです。またカメラ機能として面白いと思うのは「手動レンズ」に対応したことで設定から有効にするとズームトグルは画角ボタンに切り替わる感じです。

また上記の画像で6月のFeature Dropで追加された新機能と対象機種を一覧で確認することが出来ます。やはりAI関連の機能はPixel 8シリーズが中心になっていることを確認することができ、このままの流れだとPixel 9シリーズが登場すればさらに差別化される可能性があります。

デバイス検索機能が便利。

また先日より一部市場でサービスが開始しているデバイス検索機能ですがPixel 8とPixel 8 Proに関しては本体の電池がきれた状態/もしくは電源がオフになっている状態でも検索することができる「Power off Finding」に対応していることが判明していました。

以前Googleによると電池が切れた状態でも「数時間」は検索できるとしていましたが今回の情報によると少なくとも「23時間」は検索できる状態にあることが判明したとしています。

またPixel 8aも同様に対応していることが判明しており、この機能は現時点でPixel 8シリーズ専用に近いからこそ魅力的な機種に進化を遂げたという印象です。今回のFeature DropはAndroid14で見れば最後で次は12月のAndroid15におけるFeature Dropになります。

何よりPixel 8シリーズは進化した部分がかなり大きくPixel 8aがより魅力的に仕上がったように感じます。

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