Xperia 1Ⅵに深刻な不具合発生。ただ今までと違い迅速な修正に

ようやく国内でも先日より大手キャリアから発売したXperia 1Ⅵですが直販版に関しては6月21日よりとまだ先の話です。今年で見ると直販版の方がストレージオプションが用意されていることに加え限定色も充実していることからもキャリアモデルより人気がある印象です。

今回SonyがXperia 1Ⅵのカメラの不具合についてリリースしたので簡単にまとめたいと思います。

カメラに不具合。

Xperia 1Ⅵの大きな特徴の一つとしては光学7.1倍に強化された光学シームレスズームです。ただ今回Sonyがズーム機能に対して以下のような不具合があることを明らかにしました。

スマートフォン「Xperia 1 VI」におきまして、望遠レンズの7.1倍から21.3倍までのデジタルズーム機能のご使用時に、製品画面上の表示倍率まで実際にはズームできていない事象が生じることが判明いたしました。なお、望遠レンズの7.1倍までの光学ズーム機能のご使用時には本事象が生じないことを確認しております。

本事象につきましては、ソフトウェアアップデートにより改善いたします。当該Xperia製品をお持ちのお客様におかれましては、最新のソフトウェアに更新したうえでのご使用をお願い申し上げます。ソフトウェアのリリース時期はお買い上げの通信事業者によって異なる場合があります。

デジタルズーム使用時に倍率が変わっていない不具合が発生していることが判明に。ちなみにこのリリースを見るまで自分は恥ずかしながら全く気がついていませんでした。

ただ改めて以前撮影したサンプルを確認したいと思います。上記のサンプルはXperia 1Ⅴ/Xperia 1Ⅵで10倍で撮影した画像になります。

次に15倍で撮影した画像になっていますが明らかに画角が違うことを確認できます。

最後に20倍で撮影した画像になりますが正直なところ自分がサンプルを撮影した時に設定したズーム倍率が間違っているだけかと思っていました。ただ改めて確認するとズーム倍率が全く変わっていないわけではなく余計に分かりにくいという感じです。

キャリアによって修正時期は異なる。

少なくともキャリアモデルはキャリアにアップデートの配信が委ねられているため各キャリアで配信時期が違います。一方で手持ちの香港版で見るとスクショを残すを忘れましたがアップデートが最近きていたのを確認出来ています。

このことを考えると直販版は修正用パッチが適用された状態で出荷されるとは考えにくいので初期設定が完了次第すぐにアップデートをインストールするという流れになるのかもしれません。

少なくとも香港や台湾では先行して発売していましたが、ヨーロッパや日本など多くの地域では6月6日前後だったので発売日には多くの市場で修正することができたという感じなのかもしれません。

割と深刻な不具合とはいえ即時修正されるのは朗報だと思います。少なくとも本体価格関係なく不具合やバグをゼロにすることは不可能だと思っています。なので重要なのは不具合やバグをなくすことよりも即時修正できるかだと思っています。

 

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