Pixelの方が優秀。ようやくAppleがiPhoneのサポート期間を明らかに

アメリカの州規則に合わせた動きなのかGoogleやSamsungは現時点でAndroid最長となる7年のアップデートサポートに対応しています。またEUにおいても法案の成立次第ですがメジャーアップデートは3回にセキュリティアップデート5年は最低でも保証する流れになってくる可能性があります。

さらに今やアップデートサポートに限らず「修理」に関しても規制がどんどん厳しくなっており、ユーザーが出来るだけ長くスマホを快適に使える環境を構築するという流れになっています。

今回9To5Googleによると長らく不明だったAppleのアップデートサポート期間が判明したと報告しているのでまとめたいと思います。

定義されたアップデートサポート期間。

Googleに関しては新製品を発表した際にアップデートサポート期間も合わせて明らかにするためこの機種は「20xx年xx月」までと明確化されています。一方でAppleの場合はWWDCで新しいOSを発表した際に「アップデート対象機種」が明らかになることが多いです。

そのためAppleの場合は厳密にこの機種がいつまでアップデートをサポートするのか明らかにしてきませんでした。ただ今回の情報によるとAppleはイギリスのPSTI規制に基づき「定義されたサポート期間」を提供する必要があったことが判明したとしてます。

さらに2024年4月29日にPSTIが発効したことからも以下の書類が見つかったとしています。

少なくとも「iPhone 15 Pro Max」で見ると最初の供給日(発売日)から5年間はサポートされることを確認することができます。ちなみに上記の画像からもiPhone 15 Pro Maxは2023年9月22日に発売しているためサポート期間は「2028年9月22日」までと判断することができます。

ただ海外サイトによると定義されたアップデートサポート期間なので「最低5年」と捉えた方がいいと指摘しています。

現状だとPixelの方がサポート期間は長い。

例えばiOS17では発売から6年を迎える「iPhone XS」がアップデートサポート対象機種に含まれており、2015年に登場した「iPhone 6s」に関してはいまだにセキュリティアップデートが提供されているとしています。

そのため本当にサポートが長い機種は長いという感じですが近年のAppleの動向をみると5年から6年前後のことが多いです。少なくともアップデートサポート期間を確約しているGoogle Pixel 8シリーズの方が現時点ではサポート期間が長くなる可能性が高いと判断することができます。

結果的に見ればiPhone 15 Proシリーズの方が長かったという流れになるかもしれませんが現時点でAppleは確約していないため、あくまでも基準になるのは定義されたアップデートサポート期間である「5年」になります。

現状でみるとアップデートサポートの拡張に合わせてメーカーも修理体制を強化しています。そのため直販版であれば発売からアップデートサポート期間内は最低でも修理を受けられる可能性が高いですが国内で見るとキャリアモデルは拡張に追いついていない印象です。

今後どうなるのか不明ですが機種によっては購入元でどれだけで長く使えるのか期間が実質変わってくる可能性もあります。Googleも流石にPixel 9シリーズでアップデートサポート期間をさらに拡張してくるとは考えにくいので当面は「7年」が最大値になるかもしれません。

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