リーカー指摘。Xperia 1Ⅵは表示解像度よりも深刻な問題がディスプレイにある

大きな話題となっているXperia 1Ⅵの表示解像度ですが前モデルまでは「4K」を散々アピールしていたのに後継機種でいきない「FHD」になってしまえば退化したと思われても仕方ないのかもしれません。

一方で個人的に重要に見えるのは歴代Xperia 1シリーズユーザーから見てどう見えるかであって多くのユーザーにとってはそこまで問題ないのかなと思います。

今回Xperia関連の情報に精通しているZackbuks氏がXperia 1Ⅵの表示解像度より気になる部分について言及しているのでまとめたいと思います。

低周波数調光を指摘。

今回同氏がweiboに以下のように投稿していることが判明しました。

Xperia 1 VI画面の解像度が低下してもソニーの過去の1シリーズユーザーに影響を及ぼしますが、他のブランドユーザーに影響があるかどうかはないと思います。このスクリーンの主な問題は解像度ではなく、低周波数調光が目の健康に及ぼす危険です。

同氏の投稿をみる限り「表示解像度」よりも「低周波数調光」が低いことを指摘しています。ちなみに中華メーカーの機種では近年散々アピールしている低周波数調光ですが以下のようになります。

PWM調光ではバックライトの点灯と消灯を繰り返し、明滅の割合を調整することによって、視覚的な明るさを調整する。この明滅が人によっては認識できてしまうし、はっきりとは感じない人でも知らぬ間に目に負担をかけていることがあるわけだ。

またNoteにおいて以下のような説明もあります。

LED/LCDディスプレイで広く使われている方式で、画面を暗くするために電流を下げるのではなく高速で光源のオンオフを切り替えることで、脳の錯覚により画面全体が暗くなったように感知させるものである。

すごくざっくりと言ってしまうと画面の明るさを調節するためにディスプレイ自体はずっと「チカチカ」している状態になっており、ユーザーによってはこの状態を認識できてしまうため眼精疲労や心的疲労につながる可能性があります。

Xperia 1Ⅵはどの程度なのか?

例えばvivo X100 Ultraの公式ホームページを見てみるとPMW調光が「1440Hz」になっていることを確認することができます。ざっくいえばリフレッシュレートと一緒で数字が高ければ高いほどチカチカ感じにくい感じです。

そして肝心のXperia 1ⅥのPWM調光ですがRedditにおいて以下のように投稿されています。

Xperia 1 VI PWM flicker test. Thoughts?
byu/w3b5urf3r inSonyXperia

 

ちなみに一連の流れを確認するとXperia XZ2 premiumの時は241HzあったのがXperia 1Ⅵでは240Hzとある意味大幅減少しています。ただ日本で発売されているPixelやGalaxyやiPhoneで見ると正直Xperia 1Ⅵと大差ありません。

一方で中華メーカーはめちゃくちゃ拘っていることからもメーカーのアピールポイントとしてPWM調光を利用していることからユーザーの認知度も違うという感じのなのかもしれません。

なので中国在住の同氏にとってXperia 1Ⅵの懸念事項になっていますが、すべてのユーザーにとって深刻な問題ではないからこそ捉え方が難しいかなと思います。

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