Xperia 1Ⅵ 超短期レビュー。本当に買って良かったと思う5つの理由

国内では6月上旬以降の発売予定となっているXperia 1Ⅵですがスペック的に見れば一般ウケしやすい進化を遂げたこともあり今まで以上に注目度が高くなっている印象を受けます。

今回は香港版のXperia 1Ⅵを短期間使ってきた上で買って良かった理由について主観的にまとめたいと思います。

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取り回しは想定以上に良い。

自分は香港版を先に購入して数日間使ってきたので良かった部分を確認したいと思います。まずデザインに関して多くの人は該当しないと思いますがXperia 1Ⅴを使っていたことに加えレビューのためにグリーンで揃えたこともあるので新鮮味は全く感じないです。

仮にカラバリが前モデルと同じ3色構成だったらそこまでハマらなかった可能性もあります。ただ自分は先日参加した体験イベントにおいて限定色のスカーレットにほぼ一目惚れしました。

スカーレットに関してはめちゃくちゃ物欲が刺激されたのでデザインに飽きることもなく今から手元に届くのが非常に楽しみですが一方でデザインの変更は想定ほど気になりません。

直近で使っていた機種でみるとPixel 8aですが流石に横幅に違いがあることからもPixel 8aの方が持ちやすいですが重さはほぼ一緒とむしろXperia 1Ⅵの方が軽く感じます。

またレビューのためにGalaxy S24 UltraやiPhone 15 Pro Maxなど他社の最上位を触っている時間が長かったこともありXperia 1Ⅵの取り回しの良さを改めて実感しました。

少なくともXperia 5シリーズなど横幅が70mm以下の機種を使っていた人からすればストレスだと思います。ただ自分は普段大型モデルや折畳式機種ばかりを使っているので軽くて持ちやすい印象です。

サイドフレームにスリットが入っていることからも手に刺さるような感じはあっても滑りにくく背面は独自コーティングが採用されているため他社にはない独特の質感です。

またカメラ部分のデザインはスペックにも影響するため何とも言えない部分もありますがデザインだけで見れば非常にスッキリしており嫌悪感を抱くユーザーも少ないかなと思います。

まだ本命が届いていないため今後印象が変わる可能性もありますが全体的にスタイリッシュです。自分の不調な手首でも負担が少なく使うことができやはり所有欲を満たしてくれるデザインです。

スピーカーが想定以上に進化。

次に2つ目としてはスピーカーで個人的には想定以上に進化を遂げていたなという印象です。まず最近使ってきた機種の中で最も優秀に感じたHUAWEI Pura 70 Ultraと比較してみました。

音量に関してはHUAWEI Pura70 Ultraの方が大きく音質もステレオ感が強めのためXperia 1Ⅲの時のような感じで多くのユーザーにとって分かりやすい印象を受けると思います。

一方でXperia 1Ⅵはサラウンド感が強めのため比較すると音が篭っているように聞こえるかもしれまえん。ただ実際に手に持って使っている時にデュアルフロントスピーカーを採用していることもあり自分に向かって音が聞こえる感じでスピーカーを重視する人ほど嬉しい仕様だと思います。

やはりHUAWEI Pura70 UltraでさえXperiaと比較すると音のバランスが悪く感じます。またXperia 1Ⅵは前モデルよりさらに低音がしっかりしたことで音の輪郭がはっきりしました。

その結果音の臨場感がより改善されたことでスマホの中ではトップクラスに感じます。

また知識がないため上手く説明出来ませんが手持ちのWH-1000XM4で聴く限りはワイヤレスよりイヤホンジャックの方が前モデル対比で音質全般が改善したのが分かりやすい印象です。

ちなみに前モデル対比でオーディオの設定UIが大きく変更されておりシンプルで分かりやすいと思います。

基本は再生するアプリによって自動で切り替えてくれていますがカスタム設定から固定することも可能で何より以前のように何が何のエフェクトで再生されているのか分からないと感じることは激減したと思っておりやはり見えるだけでも体験が変わります。

明らかに見やすくなったディスプレイ。

そして3つ目としてメリットでもありデメリットになってくるディスプレイですが単純にスマホとして見ればディスプレイ輝度の改善でスペック以上にかなり見やすくなりました。

前モデルの時点で屋内で使う分にはかなり明るいという印象でしたがXperia 1Ⅵではさらに改善されているのを実感することができ屋外においてはより顕著に実感することは出来ます。

あくまでも夏手前の時期に試しているため真夏の直射日光下では印象が変わるかもしれません。とはいえ個人的にはそのような状況でスマホの画面をじっくり見たいと思うこともありません。

まして現時点でその過酷な状況に対応できる機種は極一部のみで個人的にはそこまで対応していてほしいと思うほどディスプレイ輝度の優先度は高くないという感じです。

正直なところ可変式120Hz表示に対応した恩恵は実使用の面でほぼ感じることはないと思います。やはり最大の恩恵は消費電力の改善による電池持ちの改善なのかなと思っています。

スペック的に見れば更に上の存在がいますがXperia 1Ⅵでも十分に満足できるレベルです。そして表示解像度がFHD+になったことですが他社の2K+対応機種と比較すれば物足りないと感じる時もあり4Kに対応しているXperia 1Ⅴと比較すればさらに見劣りします。

正直ネットの声にもあるように4KからFHDまで一気に落ちると両極端なのかなと思います。ただ自分は以前と比較して動画を見る時はXperiaより折畳式機種やタブレットの方が多いです。

一方でXperia 1Ⅵでエンタメを楽しむ時はスピーカーにしろイヤホンにしろ音楽が中心のことが多く自分の使い方では問題ないと正直言い聞かせるようにしています。

何よりスマホのディスプレイとしてみた場合は多くの人が満足できる進化を遂げたと思います。

電池持ちの大幅な改善。

次に4つ目として電池持ちで毎日何しかしらのテストをしていますが寝る前の電池残量が70%以上のことが多くXperia 5Ⅴを使ってた時以来の圧倒的な電池持ちの良さという印象です。

待機状態だと電池はほとんど減らないという感じで使っている時にゆっくりと減る印象です。おそらく最適化はまだ終了していないこのタイミングでこの電池持ちであれば十分に感じます。

少なくとも自分の使い方であれば充電なしで3日は持つという感じなので不満の出ようがないです。

ただ正直なところ海外サイトのバッテリーテストのスコアをほど最近使ってきた機種と比較して圧倒的という印象はなくただただ電池持ちが良く安心して使える機種かなと思っています。

一方で発熱に関してここ数日使ってきた印象として目立った発熱に遭遇はしていないです。ただ開封初日に屋外でサンプルを撮影した時は外気温が高かったこともあり連続撮影すればそれなりに発熱を感じましたがこれは一緒に撮影していた他の機種でも一緒という感じでした。

ちなみに外気温が高い日にポケットに入れておくだけでも発熱を感じることはあります。

あくまでも屋内中心で使っている印象としては前モデルほどすぐに暖かくなる印象はないです。ただだからといって発熱を感じることがほぼないというのも語弊があると思っています。

ちなみに以前の比較レビューでも言及していますが冷房が26度の設定で室内温度が25度の中で4K60fpsの長時間撮影をしたところ結果としては1時間しっかりと撮影することが出来ました。

計測開始15分ごとに外部温度を計測すると40.1/39.4/38.6/44.0度と本体を触っても以前のような不安になるような発熱はかんじませんがそれなりに熱くなっているという印象です。

これが直射日光下の外気温30度オーバーの環境でテストすればまた違う結果だと思います。あくまでも今回試した感じだとXperia 1Ⅴより僅かに発熱しにくくなった印象を受けます。

何より真夏になれば印象が変わるかもしれませんが自分の使い方だとXperia 1Ⅴよりは発熱を感じにくくなった上で電池持ちが大幅に改善しているので満足度は改善しています。

使う楽しさが増えたカメラ。

最後にカメラですが個人的に嬉しかった部分として一つ目はボケ動画に対応してくれたことです。iPhoneのシネマティックモードで話題になった所謂ポートレート動画ですが個人的には初めて使った時は衝撃的でシネマティックモードを使うためだけにiPhoneを持ち運んでました。

一方でSamsungもGalaxyでポートレート動画を強化してきましたが個人的に色味は好きではなくPixelで対応したと思いきや対象機種が限定的で自分の使い方になかなかマッチしないという感じでしたが何より使えるか使えないかで大きな違いがあると思っています。

Xperiaに関してはXperia PRO-Iが比較的ボケ感のある動画を撮れましたがXperia 1Ⅵではようやく対応してくれたので子供を撮る時にさらに重宝したカメラに進化した印象です。

そして2つ目として面白いと思うのがテレマクロでマニュアルフォーカスだったからこそ被写体にしっかり寄って撮影できる上にボケ感もしっかり出るので好みの写真が撮れます。

正直カメラ全体で見ればセンサーが同じであることからも劇的な違いはない印象です。ましてスペックで興奮するような機種もでありませんが自分の中で圧倒的に足りないと思っていた機能が追加されたことで今まで以上に遊べる機種に進化してくれたのが嬉しいです。

ちなみにテレマクロはマニュアルフォーカスなので屋外で撮影する時は地味に大変です。それでも自分が気に入る写真が撮れた時は嬉しいものでXperiaのコンセプトに一致した機能です。

まとめ。

今回はXperia 1Ⅵを購入してから数日間使ってきた上で買って良かった理由についてまとめてみましたが一方で気になる部分もあるのでまた別のタイミングでまとめたいと思います。

少なくとも以前のような尖りはなくなったので良くも悪くも普通のスマホになったと思います。ただだからこそ以前よりおすすめしやすい機種になっており国内発売が非常に楽しみです。

 

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