ある意味Xperiaなのでは?vivo X Fold 3 Proの海外版が楽しみな理由

いよいよvivoはインドで6月6日に新製品イベントを開催してvivo X Fold 3 Proを正式発表することを明らかにしました。

個人的には認証情報がリークしてから待ちに待った存在で今から正式発表が非常に楽しみです。今回は改めてvivo X Fold 3 Proがめちゃくちゃ楽しみな理由について主観的にまとめたいと思います。

Xperiaが好きだからこそ余計に好き?

SonyはXperia 1Ⅵで長らく続いたアスペクト比21:9を廃止してしまいましたが、vivo X Fold 3 Proのサブディスプレイはアスペクト比21:9で、しかもディスプレイサイズは6.5インチとまさにXperiaという感じです。

自分がXperiaユーザーだからこそvivo X Fold 3 Proのサブディスプレイに全く違和感がない可能性があり、逆にSonyが折畳式Xperiaを開発するのであればvivo X Fold 3 Proのようなデザインを採用するべきだったのでは?とも思っちゃいます。

またスペック強化型の上位モデルとはいえ本体を閉じた時の厚みは11.2mmで本体を開いた時は5.2mmと薄いです。ほぼ同時に購入したvivo X Fold 3の薄さや軽さにかなりの衝撃を受けましたがvivo X Fold 3 Proは他社と比較しても十分に競争力があるサイズ感です。

また質感も非常に高く、インドではブラックのみの展開みたいですが個人的には十分にありです。折畳式機種は内部スペースの問題からもデザインを優先すればスペックが妥協されがちでスペックを優先するとデザインが中途半端になる。

その中でvivo X Fold 3 Proは十分にバランスが取れた機種で、Xperiaに近いサイズ感を採用しているからこそ余計に違和感がないのかも。

スペックは通常のフラッグシップに遜色ない。

折畳式機種は内部スペースの問題からもスペックが妥協されがちですがvivo X Fold 3 ProはSnapdragon 8 Gen 3の搭載でパフォーマンスが高い上に5700mAhと大容量のバッテリーを搭載しているのも嬉しいところ。

Galaxy S24 Ultraなど電池持ちの評判がいい機種には自分の使い方では及んでいない印象ですが寝る前の電池残量は60%前後のことが多く、いつも参考にしているGSM Arenaのバッテリーテストのスコアだったら体感的に12時間以上13時間以下という印象です。

少なくとも折畳式機種だから電池持ちが悪いという感じでもなく、最大100Wの充電にも対応しているので30分もほっておけば充電も完了します。またSnapdragon 8 Gen 3の画像処理に加えV3チップの搭載で底上げ。

またメインカメラセンサーは1/1.3インチでPixel 8 ProやGalaxy S24 Ultraと同じサイズでペリスコープを搭載した上でテレマクロにも対応しています。もちろん同じvivoのvivo X100 Proには及ばない印象を受けますが他社のフラッグシップと遜色ないカメラを搭載しています。

また中華メーカー=色味が濃いという感じですがツァイスナチュラルカラーモードがあるので割と控えめでポートレートは撮りやすく低照度撮影にも強いとオールマイティに使うことができます。

正直スペックだけで見れば現状折畳式機種の中ではトップクラスだと思います。

グローバル版が欲しい。

またvivo X Fold 3シリーズは中華メーカーの中では割とソフトも頑張っており、タスクバーはもちろんフレックスモードにもより多くのアプリが対応しています。これがグローバルモデルになってどうなるのか不明ですがおそらく踏襲する可能性があります。

一方でやはり今まで使ってきて思うのは大陸版特有の癖がデメリットでした。GMSを標準搭載していないので仕方ないですが通知は安定せず、Quick Shareなどにも非対応でPixel WatchやGalaxy Watchなどペアリングモードがない機種とのペアリングが不可など地味に不便な部分があった。

これがグローバルモデルになればGMSが標準搭載されるため解消されることになり、やはりGMSを標準搭載している機種に慣れている自分にとってはグローバルモデルの方がいいです。

この感じだととりあえずはインドで販売して様子見という流れになりそうですが、インド版が発売されたら絶対購入したいと思います。

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