先日より予約が開始したXperia 1Ⅵですが例年と同じくキャリアモデルと比較して予約開始日に発売日とタイムラグがあるのは残念なところ。ただスペックやカラバリで見ると後から発売されることもあるのか直販版の方がより魅力的に仕上がっている印象を受けます。
今回は自分のYouTubeでよく頂くXperia 1Ⅵの質問についてざっくりとまとめたいと思います。
RAMを確認しよう
Xperia 1Ⅵの直販版は昨年と異なり容量構成にバリエーションが追加されていることからも限定色を選ぶかと合わせてRAMで悩んでいるユーザーも多い印象を受けます。
ただ実際のところ質問でもらってもRAM12GBで足りるかどうか分からないです。なので普段自分がどの程度使っているのか調べてみるのがおすすめです。
あくまでもAndroid14を搭載しているXperia 1Ⅴでの確認方法になりますが、開発者オプションを開ける状態にした上で、設定/システム/開発者向けオプション/メモリの順番にタップすると上記の画像のようにRAMの使用状況を確認することができます。
またRAMの使用率も3時間/6時間/12時間/1日単位で見ることができ自分が普段どの程度のRAMを使っているのか確認した方がいいと思います。自分の場合はRAM12GBの機種でも4GBくらい残っていることが多いのでRAM8GBと足りずRAM12GBで十分という感じです。
少なくともXperia 1Ⅵで画面分割しながらガチでゲームをやるとかしない限り多くのユーザーにとってはRAM12GBで足りるのかなと思います。残念なことにXperia 1ⅥではGoogle AIのような分かりやすいAI機能が追加されることもなかったのでAIを推している機種と比較すればRAMの使用率も少なめになると思います。
一方で今後Sonyが最新機種でAIに対応した時、Xperia 1Ⅵなど既存機種もアップデートで対応してAIをバリバリ使ってみたいとなった時はRAM12GBでは心許ない可能性もありますが現時点では何ともです。
RAMよりストレージが重要かも
一方で個人的に気になる部分としてはRAMよりもストレージで、Xperia 1Ⅵは中華スマホのように空いたストレージを利用した仮想RAMに対応しているわけでもなく、SDカードスロットを搭載しているためストレージを拡張しやすいので気にしない人の方が多いのかもしれません。
ただSDカードは歴代Xperiaのアップデートで見ると不具合の原因になったり、そもそもRAWで撮影した画像をSDカードに保存出来ないなど全てのデータをSDカードに保存できるわけではありません。
一方で本体のストレージ容量に余裕がなくなるとどのような仕様なのか詳細は把握していませんが、動作性が悪くなるなどパフォーマンス全体が下がるとも言われています。
多くのユーザーは数年使うことを考えると個人的にはSDカードに頼らずある程度余裕を持たせておいた方がいいのかなと思います。ちなみに手持ちの直販版Xperia 1Ⅴで確認するとシステムだけでも「35GB」はすでに専用しています。
つまり256GBモデルであれば最初から220GB程度しかないことになるので、自分がどの程度の期間を使ってどのような使い方をある程度想定した上でストレージを選んだ方がいいと思います。
使い方が大きく変わることはない。
多くのユーザーにとってスマホを買い替えた際に気にする部分としては今までの使い方が最新機種ではどれだけ快適になるのか?だと思います。なので最新機種に買い換えたからといって新機能を試すことはあっても定着するかは別の話で多くのユーザーは「使い方」が大きく変わることはないと思います。
なので新しい機種を選ぶ際には今自分がどんな使い方をしているかをしっかり把握しておくのが重要です。例えばゲームも大してやらないのにベンチマークスコアの優劣ばかりを気にするとかズーム撮影をしないのにズーム性能の優劣を気にするとか正直意味がないと思っています。
またコメントでスカレートは派手ではないか?と質問を頂きましたが、ぶっちゃけほとんどの人は他人が何のスマホを使っているかなんて興味がないので、重要なのは自分が使っていて満足できるカラバリなのかで人目なんて気にする必要もないと思います。