Sonyの方によると「Xperia 1シリーズ」はクリエイターの方と共に作り上げてきたXperiaで、Xperia 1Ⅵも一部スペックに大きな変更があっても今まで開発の仕方が変わらないからこそ「Xperia 1Ⅵ」と命名規則を変更しなかったことを明らかにしています。
とはいえ一方でXperia 1Ⅵの進化は従来のXperiaのラインナップに大きな影響を与える可能性は高い。今回Xperia関連の情報に精通しているZackbuks氏が今年のXperiaのラインナップについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
今年はもう終わり?
先日にSonyはXperia 1ⅥとXperia 10Ⅵを正式発表しましたが今回同氏がweiboに以下のように投稿していることが判明しました。
ソニーは今年3つのモバイル機器が全部発表されました。それぞれ:
PDT-FP1 5G 監視ストリーミング端末
Xperia 1 VI 旗艦スマートフォン
Xperia 10 VI 中端スマートフォン
私たち、2025で会いましょう。
今回の投稿を見ると先日発表された2機種のみで今年の新型Xperiaは終わりという感じになってしまいます。ちなみにXperia 1ⅥやXperia 10Ⅵが正式発表される前の同氏の発言をざっくりまとめると以下のようになります。
同氏の過去の発言 |
Xperia PROシリーズが復活することはない |
Xperia 5シリーズから今年新型が出ることはない(Xperia 5Ⅴが最後だった) |
Sonyはモバイル部門を縮小している可能性がありラインナップの再編成を開始した可能性がある |
少なくとも今回の投稿に加え過去の同氏の発言を見ると一貫性があり特段矛盾はありません。ちなみにweiboにおいて今年は3台から4台の新型Xperiaが発表されるとの投稿があったことも噂になっています。
とはいえ同氏が「Xperia 1Ⅵでアスペクト比19.5:9に変更される」と最初のリークをしていることや、過去の実績を考えるとその辺に転がっているweiboの投稿よりもよほど信ぴょう性が高いとも言えます。
Xperia 5シリーズは存続させにくい。
従来の流れで見るとXperia 1シリーズは4Kの大型ディスプレイ+ペリスコープ搭載という感じで、Xperia 5シリーズはコンパクトなサイズ感+驚異的な電池持ちという感じの棲み分けでした。
ただXperia 1Ⅵで見ると6.5インチのディスプレイサイズを維持したことで他社の大型モデルよりは比較的コンパクト。さらにXperia 5シリーズの特徴だった圧倒的な電池持ちの良さを踏襲した上でペリスコープも搭載しています。
つまりXperia 5シリーズとの差別化が出来ていない状況になっており、仮にXperia 5Ⅵを今年の後半に出すとしてもXperia 1Ⅵの小型版というよりは「劣化版」という感じになりかねないです。
少なくともXperia 5シリーズの方が売上に苦戦している可能性がありSonyとしてもXperia 1シリーズにまとめてしまったのかも。仮に今後Xperia 5シリーズを存続させるとしても上半期と下半期に分けるでのはなく上半期にまとめて出すしかないのかもしれません。
現時点での情報で見ればXperia 5シリーズは廃止されたとの予測が多いですが、来年の上半期での復活に期待しており個人的にはXperia 1Ⅵよりもうちょっと大きい方が嬉しいので来年は大型化してほしいところ。
何よりXperia 1Ⅵでの進化をみる限りSony自身がXperia 5シリーズを出しにくい状況を作り出したとも言えます。