従来のアップデートサイクル通りであればAppleは今年iPhone SEを正式発表してもおかしくないですが現時点では今年中に正式発表されるとの有力な情報はなく、むしろ事前情報通りであれば2025年に正式発表される可能性があります。
今回韓国のメディアサイトが多くの地域で次期iPhone SEは値上げされる可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
現地価格は据え置きの可能性も。
先日の情報からもAppleは次期iPhone SEで積極的な価格設定を目標に開発を進めているとしていますが、今回の情報によるとアメリカにおける価格に関する情報が出てきたとしています。
本体価格 |
価格を据え置き($429のまま) |
10%前後の値上げ($499以下の価格設定が目標) |
少なくとも現時点での情報においてAppleは価格を最終決定していないとしています。なので今後の情勢によっては値上げされる可能性は十分にあり得ると思います。
ちなみに次期iPhone SEはiPhone 14の筐体をベースにデザインが刷新され、SEとしては初のFace IDの搭載やA16 Bionicの搭載などでスペックが大幅強化されると予測されており、仮にこれで価格を据え置きにできるのであればAppleは相当頑張ったことになります。
多くの市場では値上げされる可能性。
ただ日本や中国など多くの市場では、仮にアメリカでの価格が据え置きになったとして15%前後値上げされてもおかしくないことに言及。
為替 | |
発売当時 | 1ドル=134円(5万7800円) |
現在 | 1ドル=146円(6万2800円) |
AppleはiPhone SE/2022モデルに関して一度為替状況に合わせて値上げを行っています。あくまでも上記の金額は「税込」であることを考えると現時点での為替と大きく乖離していることに違いはありません。
為替を加味せず単純に今回の情報通り15%値上げしたとすれば約7万2000円で多くのユーザーにとって64GBでは足りないことを考えるともっと高い可能性があります。
Pixel 8aは円安の状況でも値上げを出来るだけ回避してくれたお陰で7万ちょいで購入することができますがAppleはどのような価格設定にするのか非常に気になるところです。
Appleの場合はGoogle以上に露骨な廉価版の扱いをするため、それで8万円とか9万円の価格設定になればかなり厳しいのかもしれません。