先日にはXperiaのスペシャルイベントに参加させて頂き、変更されたディスプレイなど開発者の方から直接話を聞くことができたので個人的には納得した部分もかなり多かったです。
やはりスペックだけでは分からない部分も多く、開発者の意図を知らないと端末に込められた想いを理解することは出来ないと痛感。今回は6月上旬より発売予定のXperia 1Ⅵがどうしても欲しくなる理由について主観的にまとめたいと思います。
デザインが良き。
普段大型モデルを使っている自分からすれば筐体サイズや重さにそこまで拘っているわけではありません。ただ手首の調子が悪いこともあり横幅が77mmを超えて重さが220gを超えてくるような機種になるとちょっと事情が変わってきます。
なのでXperia 1Ⅵが前モデル対比で横幅が増して74mmになったことや重さが192gと200g以下に収まったことに個人的にはそこまで魅力には感じていません。
ただ前モデルで好きだったデザインが踏襲されており、サイドフレームはグリップ力を増すためにスリットが入っており、両面に加えサイドフレームもフラット形状を採用していることから非常にすっきりしている。
また個人的には直販版限定色である「スカーレット」の実機をみた瞬間に物欲がかなり刺激されました。カメラフレーム部分がゴールドのように見えるのもアクセントになっていてカッコよくバックパネルの独自コーティングは継続で指紋ももちろん目立ちにくいです。
これが限定色もなかったらデザインだけでそこまで刺激されることはなかったのかもしれません。言ってしまえば前モデルとほとんど同じテイストでアスペクト比が変更されたくらいという感じ。
ただXperia XZ premiumが好きだった自分からすれば、Xperia 1Ⅵのカラバリはサプライズでデザインだけでも欲しくなるという感じです。
テレマクロが楽しそう。
Xperia 1Ⅵのカメラ構成は前モデルから変更されおらず、おそらくですが広角にしろ超広角で撮れる写真や動画はSnapdragon 8 Gen 3に刷新されたからといって大きく変わることもないと思っておりこれは実際に試してみないと分からない。
そして望遠に関してはレンズ含めた機構が進化しており最大光学7.1倍/デジタル21倍とズーム性能は改善されているとの話。ただセンサーサイズが変わらずズーム距離を伸ばしたことを考えると現時点では期待より不安が多いです。
一方で面白そうと思うのが「テレマクロ」に対応したことです。前モデルまではマクロ撮影すら対応していなかったのにXperia 1Ⅵでは超広角のマクロ撮影にも対応しているので2つのマクロ撮影楽しむことが出来ます。
ユーザーがスナップ写真を撮る際に気軽にマクロ撮影を楽しめるようにと超広角を利用したマクロ撮影は自動で切り替わりオートフォーカスにも対応。一方でテレマクロは「作品を撮る」という側面から手動で切り替える上でマニュアルフォーカスになっています。
そのため使い勝手が悪い可能性がありますが、自分が試してみたい部分として「ボケモード」の代わりとして使いやすいか。SonyはXperia 5Ⅴからボケモードを強化してきていますがHDRは弱めで最短撮影距離が長めと使い勝手がイマイチ。
Xperia 1Ⅵのボケモードはさらに進化している可能性がありますが、被写体が中途半端な大きさでボケモードで上手く撮れない時の代用として使えないのか今から非常に楽しみ。
個人的には中華系でテレマクロの楽しさを知ってからは被写体によれなくてもボケ感がある写真を楽しむことができるので気にっています。ただXperia 1Ⅵは最大4cmまで寄れるので楽しみしかないという感じです。
電池持ちがかなり優秀。
Sonyは最大2日間持つバッテリーとアピールしていますがこれはユーザーの使い方次第で印象が変わってきます。ただGoogleのように「バッテリーセーバーモード」などを使わず最大2日間もつフラッグシップというのはなかなかないです。
個人的にはここまで電池持ちに拘る必要があったのか?と思うくらい改善しており、海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると17時間27分なので同サイトが公開しているランキングの中では歴代2位です。
ちなみに自分の使い方だと3日近くもつXperia 10Ⅴより1時間近くスコアが優秀なので、Xperia 1Ⅵは充電なしで3日持つ可能性があります。ちなみに表示解像度をFHD+にしたから当たり前との話もありますが、それだけでここまで改善するのであれば他のメーカーは何やってんだ?って話になります。
ディスプレイの燃費が改善したことも大きな要因だと思いますが、それだけ電池持ちを改善させるために最適化を重ねた可能性が高いと思います。
スピーカーが明らかに改善。
また先日参加したイベントにおいてスピーカーを試す機会がありましたが、雑音がどうしても入ってしまう体験ブースにおいても改善していることをしっかり確認できました。
あくまでも試した感じでは音圧が改善した結果臨場感が改善したという印象で個人的には嬉しい進化。今の自分のライフスタイルだと子供の面倒を見ながら仕事をしている時も多いのでイヤホンで耳を塞ぐことはありません。
だからこそイヤホンよりスピーカーの方が重要で、ここまでスピーカーに拘っているメーカーもなかなかない感じです。もちろん自分のいつもの環境で試してみる必要がありますがスピーカーに拘りがある人におすすめです。
まとめ。
海外サイトのパフォーマンステスト結果を参考にするとSnapdragon 8 Gen 3をかなり強めに制御している可能性があり、その分発熱も抑制している感じですがゲームをやらない自分からすればありがたい感じです。
あとはディスプレイ部分で自分がXperia 1Ⅴで好きだった部分がXperia 1Ⅵでどのようになっているのか確認したいところですがスマホとしての使いやすさは間違いなく改善しているので楽しみです。