2023年第2四半期だったと思いますがGoogleは国内のAndroid部門でシェア1位を獲得しており、さらにGoogleが最もPixelを出荷した市場がアメリカを抜いて日本が1位を獲得するなど、Googleにとって非常に重要な市場になっている可能性。
だからこそかGoogle Pixel 8aは円安の状況下でも前モデル対比で僅か3000円の値上げかなり頑張ってくれた。今回はGoogle StoreでPixel 8aを購入するなら5月21日までがおすすめな理由について主観的にまとめたいと思います。
早期購入特典がまもなく終了。
PixelをGoogle Storeで購入するメリットの一つは端末のみ簡単に購入することが可能であること。そして2つ目が重要でキャリアモデルと比較して一括価格を抑えて購入できることです。
5月8日に突如正式発表されたGoogle Pixel 8aですが予約開始以降購入特典として大きく2つあります。
早期購入特典 |
2万円分のストアクレジットが貰える(有効期限は発行日から1年) |
対象の機種を下取りに出す+満額査定の条件を満たすことで最大3万2800円の還元を受けることができる |
この2つを満たすことでPixel 8aを実質1万9800円から購入可能とユーザーによっては実質負担金をかなり抑えることができます。表面的な価格で見ればキャリアのプログラム利用時の方が安く見えますが、キャリアの場合は2年後に条件を満たした上で本体を返却して初めてその実質負担金になります。
なので言って仕舞えば「レンタル」している感じに近いです。もちろん2年後に返却しないことも可能ですが、それであればキャリアがアピールしている実質負担金で使うことは出来ないのでお得感は減ります。
何より一括価格を抑えたいユーザーにとって直販版のセールはかなり魅力ですが、今回の「早期購入特典」は以下のような注意書きがあります。
Google Pixel 8a のご購入で、次回以降ご利用いただける ¥20,000 分のストアクレジットをプレゼント。ご注文全体の発送から約 24 時間後に、お使いのアカウントに Google ストア クレジットが追加されたことをお知らせするメールをお送りします。この特典は 2024 年 05 月 21 日午後 11 時 59 分(日本時間)までご利用いただけます。
下取りも同様で5月21日までとなっており直販版の購入を考えている人にとっては5月21日までに買うかどうかが一つの目安です。おそらくですが次のGoogle Storeにおける大型セールは「サマーセール」ですがPixel 8aが割引されるか不明。
そしてその次が9月に開催される「創立記念セール」でこのタイミングで割引になる可能性もありますがPixel 8aの今後の売れ行き次第だと思います。何よりPixel 8aが安く購入できるタイミングは今後4ヶ月近くない可能性があるので買うなら今という感じです。
キャリアモデルの方がハードルが低い。
ただ一方でGoogle Pixel 8aのターゲット層となっているライトユーザーが直販版をホイホイと購入できるかと言えばそんなことはない。直近の市場調査結果においても9割以上のユーザーはスマホをキャリアで購入していることが判明しています。
ただ価格の安さからも直販版に魅力を感じている人も増えているのは間違いないですが注意点もあります。
Google Storeのデメリット |
一括購入もしくは分割購入(最大12回)の選択肢しかない |
キャリアのような有料の保証プランがない(メーカー保証は1年のみ) |
実店舗がなく全てオンラインサポート |
キャリアで当たり前のように享受していたサービスのほとんどをGoogle Storeで購入した場合は享受できません。もちろん設定なども自身でやる必要があり、ライトユーザーになればなるほどハードルが上がっていきます。
フラッグシップモデルであればライトユーザーよりはオタクよりのユーザーが購入すると思うので問題は減っていく可能性がありますが、ライトユーザーにとっては現状ハードルが高くGoogle Storeの大きなデメリットです。
ただGoogleが以前より指摘されている部分をなかなか改善しないということは、やはりGoogleにとってもキャリアでしっかり売ってもらった方がいいということなんだと思います。
実際には何か別の事情があるのかもしれませんが価格の安さだけでGoogle Storeで購入するのは踏みとどまった方がよくデメリットをしっかり確認した上で購入した方がいいと思います。
直販版と比較してキャリアモデルは高いですが「安心」がその分上乗せされていると考えた方が分かりやすいのかもしれません。