質感高すぎてびびった。Xperia 10Ⅵでアスペクト比21:9を継続した理由

デザインが刷新されたことに加えメーカーの顔としてもXperia 1Ⅵが最も注目を集めていますが一方で20万円を超えるような機種がホイホイ売れるのはAppleくらいの話でSonyにとって売上の主力になるのはXperia 10Ⅵになると思います。

今回は新型XperiaのスペシャルイベントでXperia 10Ⅵの実機に触れたら思っていたより質感が良かったのでまとめたいと思います。

質感は思っていたより高め。

まずざっくりとデザインを確認したいと思いますが本体上部にイヤホンジャックとマイクを搭載。

本体右側面には音量ボタンと電源ボタンを搭載。

ちょうど指で隠れてしまっていて申し訳ないのですが本体左側面にSIMトレイを搭載しています。ハイエンドのように本体下部にSIMトレイが移動していないということはそれだけ内部スペースにまだ余裕があるのかもしれません。

最後に本体下部を確認するとUSB-Cにマイクを搭載しています。Xperia 10Ⅵはミドルレンジでありながらもデュアルフロントスピーカーを搭載しているため、他社のようにスピーカーグリルなどないからこそ余計にすっきり見えます。

そしてフロント部分を確認すると上下部分にスピーカーを搭載していることもありベゼルは太めです。ただ正直ここまでは今までのXperia 10シリーズと大きな違いがないかなという印象を受けます。

ただ一方で実機を見て良かったと思う部分の一つ目がカメラ部分でデュアルレンズ構成に合わせてカメラデザインが刷新されたことで、Xperia 10シリーズのよりポップなイメージとマッチするようになったこと。

ハイエンドであるXperia 1Ⅵはカメラフレーム部分にアルミを採用することで高級感を担保していますがXperia 10Ⅵはプラスチックでありながらも上品に仕上がっていること。

そして自分の撮影技術だと上手く撮れませんでしたがパックパネルの質感に相当拘っているとの話で「Sony」のロゴが浮いて見えるような半透明のバックパネルを採用しています。

マット仕上げというだけでも質感が高くなるのに、Xperia 10Ⅵでは本当に筐体にプラスチックを採用しているのか?と思うくらい質感が高めで、これはスペックやプレス画像では全く分からない良さだと思いました。

個人的には当たり前のようにバックパネルにガラスを採用する下手なフラッグシップよりもXperia 10Ⅵの方が質感が高いかなと思っており、これはぜひ実機を見て試してほしいところです。

アスペクト比を継続した理由。

またXperia 1Ⅵではアスペクト比21:9から19.5:9に変更されましたが、Xperia 10Ⅵでは従来と同じくアスペクト比21:9を継続採用しています。同じシリーズではないとはいえXperiaとしてみた場合にチグハグしている印象は否めません。

Xperia 1Ⅵはクリエイター目線で考えた時に「視認性の改善」が大きなテーマだったことからも持ちやすさにはもちろん配慮しているけどアスペクト比の変更が優先課題であった。

一方でXperia 10シリーズは「一般ユーザー」向けの製品でありXperia 10Ⅵに関しては「持ちやすさ」を優先してアスペクト比21:9を継続採用したとしています。

本体の横幅68mmと持ちやすく前モデルから重くなっているとはいえ164gなので取り回しにかなり優れています。正直スペック面で見ると進化に乏しい印象も受けますがスピーカーなどもさらに進化しているみたいなので今後試すのが非常に楽しみです。

デザインや質感に関しては前モデルよりもSonyのコンセプトに一致していることを確認できたのが良かったです。

取材協力:ソニーマーケティング株式会社

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