1Ⅵではなく。Xperia 10Ⅵが意外と隠れたダークホースになる理由

直近の情報からもSonyが公開しているティザーからXperia 1Ⅵを正式発表する可能性が高い一方で、毎年のこととはいえ全くアピールする気配がないのはXperia 10Ⅵです。

少なくとも価格帯からもXperia 10シリーズは国内でも売れ筋となっており、Sonyが国内シェアを獲得する上でも重要な立ち位置になっている可能性が高いです。

今回はまもなく正式発表されるXperia 10Ⅵこそ意外にも隠れたダークホースになる可能性があるので簡単にまとめたいと思います。

デザインの評判は良き。

現時点でXperia 1Ⅵと違ってXperia 10Ⅵに関するリーク情報は公式プレス画像くらいと分からない部分が多いです。ただミドルレンジであまりコストをかけられないことを考えるとある程度は推測することができます。

まず一つ目の理由としては本体サイズで現行モデルから変更があれどアスペクト比21:9を採用していることを考えればXperia 1Ⅵのように大きく本体サイズが変わる可能性は低い。

となると横幅は67mm程度の可能性があ老若男女関係なく多くのユーザーにとって持ちやすいサイズ感を維持している可能性があります。個人的に横幅「70mm」が持ちやすさにとって大きな境界線だと思っており、ASUSも68mmと70mm以下に拘ったことを明らかにしています。

エントリーモデルは別としてもミドルレンジは大型化が進む一方でハイエンドの無印でもやはり横幅は70mmを超えてきている中でXperia 10Ⅵの取り回しの良さが健在の可能性があります。

またデュアルレンズカメラ構成になったとはいえカメラデザインが刷新されたことで全体的に柔らかいデザインになった印象を受けます。おそらくですがXperia 10Ⅵは現行モデルと同じく筐体にプラスチックを採用していますがリークしているプレス画像を確認する限りマット仕上げを採用している。

ハイエンドは「高級感」を出すためにバックパネルにガラスを採用していますが一方で問題になるのは耐久性です。一方でプラスチックは質感が劣りますが耐久性は優れ軽量化にも貢献します。

ただXperia 10Ⅴで見ても質感は上々という感じでXperia 10Ⅵのデザイン性はそれなりに期待できる感じ。ネットで見る限りでも意外と評判が良く、これで軽ければ多くのユーザーにとって分かりやすい特徴になる可能性。

スペックがまともになる可能性。

またXperia 10Ⅵでは望遠レンズがカットになりますが、リークしているプレス画像を見る限りメインカメラセンサーをクロップして実質光学2倍撮影に対応している可能性が高いです。

なので現行モデルと比較して光学ズームの部分では一緒でおそらく最大ズーム倍率で劣るという感じです。正直なところミドルレンジのデジタルズームはAI超解像ズームに対応していていたとしても実用性はなく結果光学2倍程度が実用範囲です。

このことを考えるとスペックだけの望遠レンズを搭載している必要ないと個人的に思っています。またXperia 5ⅤやXperia 1Ⅵをみる限り望遠レンズがカットされたのは妥当な流れとも言えます。

また個人的にXperia 10Ⅴを使っていて気になる部分としては全体的なもっさり感です。ミドルレンジモデルなので仕方ないと言えば仕方ないですがリークしているベンチマークをみると限りSnapdragon 6 Gen 1にようやく刷新される可能性。

またRAMも8GBに強化される可能性があるので全体的な挙動はだいぶ改善する可能性があります。さらにSoCが刷新されれば電力効率も改善するので最大の長所である電池持ちが改善する可能性があります。

現時点でリフレッシュレートが強化されているのか不明ですが、撮影時のシャッターラグなどが改善されるだけでも印象は大きく違います。Xperia 10Ⅴでは念願のステレオスピーカーに対応しており、Xperia 10Ⅵではワイヤレス充電に対応することがあるのか。

毎年1個ずつ進化させている感じでしたがXperia 10Ⅵは割と一気に底上げしている印象で、もちろん価格次第ですがある程度まともに使えるミドルレンジに仕上がっている可能性もあります。

今のSonyの現状を見るとハイエンドよりもミドルレンジの方が重要なので個人的にはXperia 10Ⅵがどのような仕上がりになるのか非常に楽しみです。

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