すでに公式プレス画像が大量にリークしていることからも大方のスペックを予測することができるXperia 1Ⅵですが、不安な部分もあれば着実に進化している部分があることも確認することができます。
今回リークしているプレス画像からもXperia 1Ⅵに期待できる部分について主観的にまとめたいと思います。
望遠がより強化される。
まずSonyの公式アカウントがYouTubeにおいて新製品イベントのティザー動画第2弾を公開していることが判明しました。最初に公開されたティザー動画と合わせて確認するとXperia 1Ⅵの大きな特徴としては「ズーム性能」の強化。
リークしているプレス画像をみる限りXperia 1Ⅵは望遠が強化されることを確認することができ、現行モデルは最大125mmのシームレスズームに対応していますがXperia 1Ⅵでは最大170mmとなっているため光学7.1倍に対応していると思われます。
Sonyは全画角でのバースト撮影に対応するためにXperia 1Ⅳでは読み出し速度と書き出し速度を優先してIMX650を採用した結果センサーサイズが小型化。ちちなみにXperia 1Ⅲで搭載していたIMX663は1/2.9インチなので1/3.5インチのIMX650はかなり小型化したことになります。
ただSonyによると画質自体は変わらないとの話でしたが実際に比較してみるとギリギリという感じで、何より125mmの画角になると光学ズーム扱いになっているとはいえ画質的に優れているという感じではありませんでした。
ただ流石にXperia 1Ⅵで焦点距離を変更してくることを考えるとセンサー自体を大型化している可能性。少なくとも現行モデル対比でカメラ部分が大型化していることを考えるとセンサーの大型化に期待したくなる。
正直なところ7.1倍での撮影に期待していませんが、85mmの画質改善に期待したくなる。Xperia 1Ⅴは85mmの時点でも他社の機種と比較すると物足りなかったのでXperia 1Ⅵで同程度に改善しているのであれば汎用性が高くなります。
バースト撮影と組み合わせて使うことを考えるとXperiaのカメラは最大ズーム倍率の改善より中距離のズーム撮影における画質改善の方がかなり嬉しいです。
ポートレートモードの汎用性改善。
次に2つ目としてポートレートモードの改善で、正直歴代Xperiaの大きな欠点に感じていた部分でした。カメラUI的にもワンタップで切り替えることが出来ないことに加え白飛びしやすくぶれやすいと使いにくかった。
ただXperia 5Ⅴでは大幅に強化されておりXperia 1ⅤもAndroid14へのアップデートで底上げされています。この流れの中でXperia 1Ⅵはメインカメラセンサーをクロップして使う実質光学2倍となる48mm撮影に対応している可能性。
さらに先ほどの話と重複しますが望遠センサーがハードから底上げされているのであれば24/48/85/170mmの画角でポートレートモードを楽しめるようになる。またカメラUIも変更されており、リークしているプレス画像をみると「Bokeh」と項目が分かりやすく追加されています。
つまりポートレートモードに簡単に切り替えが可能で自分が不満に思っていた部分が一気に改善される可能性があります。使い勝手の部分は実際に使ってみないと分からないですが今から非常に楽しみです。
スピーカーの改善。
そして3つ目としてスピーカーでリークしているプレス画像からも対応しているスペックで見れば大きな進化はないように見えます。ただチップと回路の改善からXperia 1Ⅴ対比でよりダイナミックでクリアなサウンドを提供すると予測されています。
これはイヤホン接続時の話なのかスピーカー再生時の話なのか不明ですが、デザインが変更されることでスピーカーのための内部デザインもしやすくなっている可能性があり個人的に期待しています。
Sonyもオーディオ関連は変態味があるほど拘りを持って開発をしているみたいなのでXperia 1Ⅵでの進化に期待です。やはりXperiaのスピーカーはスマホの中でトップクラスであることに違いはないと思います。
現行モデルでちょっと物足りなかった部分がリークをみる限りXperia 1Ⅵで改善されている可能性が高く、長所はさらに強化されている可能性があるので今から非常に楽しみdえす。