先日正式発表されたGoogle Pixel 8aは最大7年のアップデートサポート期間に対応していますが、正直な話よほどライトユーザーではない限りメンテナンスなしの状態でサポート期間を使い切るのは難しい可能性があります。
GoogleはPixel 8シリーズからアップデートサポート期間の拡張に合わせて修理用のコンポーネントを最大7年提供することを明らかにしておりPixel 8aも同様の対応になる可能性。
Google Storeで販売されている直販版はメーカー保証が1年で有料の保証プランも用意していないためメーカー保証が過ぎた場合は実費で提携店舗で修理することになるので最大7年間は修理することが可能だと思います。
一方で割と不透明なのがキャリアの対応です。今回は先日発表されたGoogle Pixel 8aは本当に最大7年も使いきることができるのかざっくりとまとめてみたいと思います。
auのサポート体制を確認。
キャリアの補償プラグラムに入っていて、実際に何か起きた時に交換機がない場合最新世代との交換になったとの話はよく聞きます。一方で修理に関してはXなどを見ていてもあまり話を聞かないです。
とりあえずauの修理体制についてまとめると以下のようになります。
機種名 |
国内発売日 |
修理受付終了予定日 |
Google Pixel 5 |
2020年10月15日 |
2025年6月15日 |
Google Pixel 6 |
2021年10月28日 |
2026年6月15日 |
Google Pixel 6a |
2022年7月28日 |
2027年8月3日 |
Google Pixel 7 |
2022年10月13日 |
2027年8月4日 |
Google Pixel 7 Pro |
2022年10月13日 |
2027年5月11日 |
Google Pixel 7a |
2023年5月11日 |
終了日未定 |
Google Pixel Fold |
2023年7月27日 |
2027年12月7日 |
Google Pixel 8 |
2023年10月12日 |
終了日未定 |
Google Pixel 8 Pro |
2023年10月12日 |
終了日未定 |
本体のアップデートサポート期間より修理機受付期間の方が長い機種は「太字」にしてみましたがほぼない。現時点だとPixel 7aやPixel 8シリーズが不明という感じですが、多くの機種は発売日から4年半程度は修理を受付してくれるという感じで物足りないです。
あくまでも推測に過ぎませんがアップデートサポート期間が拡張されるごとに修理受付期間と乖離している感じなのでPixel 8シリーズやPixel 8aに関してもあまり期待できない可能性があります。
SoftBankも確認。
合わせてSoftBankも確認していきたいと思います。
機種名 |
国内発売日 |
修理受付終了予定日 |
Google Pixel 5 |
2020年10月15日 |
2025年5月31日 |
Google Pixel 6 |
2021年10月28日 |
2026年4月30日 |
Google Pixel 6a |
2022年7月28日 |
2027年6月30日 |
Google Pixel 7 |
2022年10月13日 |
2027年2月28日 |
Google Pixel 7 Pro |
2022年10月13日 |
2027年2月28日 |
Google Pixel 7a |
2023年5月11日 |
生産が終了してから4年後まで |
Google Pixel Fold |
2023年7月27日 |
2027年11月30日 |
Google Pixel 8 |
2023年10月12日 |
生産が終了してから4年後まで |
Google Pixel 8 Pro |
2023年10月12日 |
生産が終了してから4年後まで |
興味深い部分としてauより修理受付期間が短いことが多い。またauだと受付終了未定となっている機種はSoftBankだと生産が終了してから4年後に終了予定としています。
ちなみに執筆時点だと発売から一年経過したPixel 7aは生産中となっているため、最低でも発売してから5年は対応してくれる可能性があります。ただ実際にどの程度の期間が生産しているのか不明という感じです。
少なくとauにしてもSoftBankにしてもアップデートサポートと同じく最大7年間修理を受け付けてくれる可能性は低いかなと思います。ただ補償プログラムに入っている場合、SoftBankで見れば特別価格で指定機種に機種変更することも可能です。
何より長期間使うことを前提でキャリアモデルを購入する場合は補償プログラムに加入しておいた方がよさそうです。