aシリーズ初の異常事態。GoogleはPixel 8aにそこまで力を入れていないかも

事前情報からもGoogle I/OにおいてGoogle Pixel 8aが正式発表されると予測されていましたが、直近の情報からもフランスでは5月7日に正式発表される可能性が高いと予測されています。

今回はGoogleはPixel 8aにあまり力を入れていないのかなという印象を受けるので簡単にまとめたいと思います。

イベントなしは想定外。

直近の情報通りであれば5月7日にGoogle Pixel 8aが正式発表されることからもイベントはなくプレスのみでの正式発表になる可能性があります。改めて歴代aシリーズの発表形式を確認すると以下のようになります。

Pixel 4aに関しては当初Google I/Oで発表されると予測されていましたが半導体不足の影響もあり日米のみ8月に正式発表。そしてヨーロッパなど他の市場では10月に発表するなど同じ機種でもだいぶタイムラグがある状態でした。

そしてPixel 5aに関しては半導体不足の影響で日米限定で8月に発表/発売とプレスのみで発表された機種は特殊な事情があったという感じです。ちなみにPixel 6aは中国のロックダウンの影響もありましたがGoogle I/Oでしっかりと発表しています。

このことを考えると直近の情報通りPixel 8aがプレスのみの発表になるということは、Googleにとってそこまで気合いが入っていない可能性があることになります。

aシリーズが売れていない？

Googleの決算発表時の発言からもGoogle Pixel 6aは同社の売上の主軸だったことが判明しています。GoogleはPixelの詳細な販売台数を明らかにしていないため何ともですが2023年の市場調査結果からも1000万台以上出荷したと言われています。

ただ2023年の売り上げの主軸はPixel 7だったとも言われておりPixel 7aがそこまで売れなかった可能性あります。以前リークしたGoogleのロードマップからも2024年はaシリーズのアップデートサイクルを変更する可能性があると予測されていました。

つまりPixel 7aがしっかり売れれば2024年にPixel 8aを出さなかった可能性。ちなみにロードマップにおいて2024年に小型のProモデルが追加されるとの計画があり、Pixel 9 Proが追加されることを考えると完全にフェイクとも考えにくい。

なのでGoogleはPixel 7aの売り上げ不振から計画を変更してPixel 8aを出すようにしたのかもしれません。ただGoogleにとってそこまで重要な立ち位置ではなくなってきているからこそPixel 8aはプレスのみになるのかもしれません。