中華メーカー=薄利多売のイメージが強く本体価格が安いからこそコスパがいいという印象が強いです。少なくとも同じ機種でもグローバルモデルになると別ですが中国国内における販売価格はかなり安いことが多い。
ただその中でもブランド戦略重視になっているのがHUAWEIでフラッグシップモデルで見ると中国国内でもすごい安いというイメージはあまりないです。今回Digital Chat Station氏がvivo X100 Ultraの中国における価格に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
決して安くはない。
昨年の11月にvivoはvivo X100シリーズを中国市場で正式発表。その際にvivo X100 Proは前モデルの最上位であるvivo X90 Pro+と比較して優れている部分がかなり多いのにベースモデルの価格が6999元から4999元になったと価格の安さをアピールしました。
その上で今回同氏が以下のようにweiboに投稿していることが判明しました。
すでにAranでSnapdragon 8G3イメージング・フラッグシップの価格を示唆しているが、私の個人的な感触では、トップエンドも8Kの価格帯に干上がりつつあるようだ。
今回の投稿をみる限りvivo X100 Ultraの最大容量モデルは8000元を超える可能性があるとしています。おそらくですがvivo X100 Ultraの最上位モデルは衛星通信に対応したRAM16GB/ROM1TBモデルになると思います。
一方で現時点で容量構成は不明ですがvivo X Fold 3 Proと同じ流れであればRAM16GBは共通でROM512GB/1TBの2択になる可能性があり、トップエンドとして衛生通信対応モデルがあって合計3モデル展開という感じなのかもしれません。
あくまでも今回の情報をみる限りベースモデルでも6999元を超えてくる可能性があるのかもしれません。
無理に安くする必要はない。
少なくともフラッグシップの最上位は販売台数を稼いでシェアを拡大するような機種ではな無理に安くする必要はないです。特に中国では価格もそうですがグローバル市場と比較するとスペック至上主義に見える。
その中でメーカーがしっかり反映させたいもののを最上位モデルに搭載することが重要で、逆にコストカットのせいで中途半端なイメージになるとブランドのイメージにも大きく影響が出る可能性があります。
そうなってくるとvivoもvivo X100 Ultraでしっかり理想を追い求めた結果高くなるのかもしれません。何より中国においてHUAWEIやAppleはブランドイメージが確立されているからこそ売れる。
一方でグローバル市場では王者であるSamsungはスペックもインパクトがなければブランドイメージが確立されていないので中国でシェア1%以内と全然売れない可能性があります。
何よりこの感じだと中国版であってもvivo X100 Ultraは中国版でも18万円前後になってくるのかもしれませんが、何よりカメラがどのように仕上がっているのか非常に気になるところです。