SamsungはGoogleと一部協力した上でGalaxy AIをGalaxy S24シリーズから実装。一部機能はGoogle CloudやGemini Proを利用していますが、Pixelとの大きな違いとしては翻訳機能を大幅強化していること。
また先日の情報からもSamsungは今後リアルタイム翻訳機能の対象言語をさらに拡大することを明らかにしています。今回SamMobileによるとGalaxy S24シリーズの購入動機にGalaxy AIの存在が含まれると報告しているのでまとめたいと思います。
4人に1人が購入動機に。
Samsungは一部市場でGalaxy S23シリーズやGalaxy Z Flip 5向けOneUI6.1の配信を開始しておりGalaxy AIに対応へ。さらに先日の情報からも5月にはGalaxy S22シリーズやGalaxy S21シリーズにもOneUI6.1へのアップデートが配信予定で一部Galaxy AIに対応することが判明。
それだけSamsungとしてGalaxy AIに力を入れている印象がありますが実際にどれだけの訴求力があるのか。今回Worldpanel ComTechがフランス/ドイツ/イギリス/イタリア/スペイン/アメリカ/オーストラリアで行なった調査結果からもGalaxy S24シリーズを購入した4人に一人がGalaxy AIを使いたくて購入したことが判明したとしています。
またGalaxy AIのためにGalaxy S24シリーズを購入したユーザーにとって魅力的な機能として、AIカメラとギャラリーの強化が24%でかこって検索が17%という感じみたいです。
少なくともSamsungはGalaxy AIの認知度を拡大するために既存機種にも積極的に拡大しており、その結果Galaxy S24シリーズに影響が出ても問題ないとしています。ただ今回の結果をみる限りGalaxy AIを目的にGalaxy S24シリーズを購入しているユーザーも一定数いるので過度の心配は必要ないのかも。
最新機種を購入する動機にも。
また今後Galaxy Z Flip 6やGalaxy Z Fold 6も同様に対応している可能性があり、Galaxy AIの認知度が上がれば上がるほど最新機種のプロモーションに繋がる可能性があります。
現状OneUI6.1で対応しているAI機能とGalaxy Zシリーズが対応しているGalaxy AIは全く一緒なのか不明ですが、単純に考えればより魅力的な新機能が追加されていてもおかしくないです。
何よりSamsungは2026年から有料化することを明らかにしておるので、少しでも課金ユーザーを増やすためにGalaxy AIの積極的なプロモーションに全力なのかもしれません。