直近の情報を見る限りOneUI6.1にアップデートした一部機種で指紋認証のアイコンが消失したり発熱しやすく電池持ちが悪化するなど大型アップデートだったからこそか不具合報告もSamsungにしては目立つという感じです。
ただ一部不具合に関してSamsungは認めており今後丁寧に改善されていく可能性があります。今回SamMobileによるとOneUI6.1で削除されたあの機能をSamsungは中途半端に復活させたと報告しているのでまとめたいと思います。
ジェスチャーナビゲーションを削除。
SamsungはGalaxy S24シリーズなどOneUI6.1を標準搭載している機種では従来のSamsungのジェスチャーナビゲーションを削除しており、従来のナビゲーションボタンとGoogleのジェスチャーナビゲーションのみを提供しています。
なぜSamsungがSamsungのジェスチャーナビゲーションを削除したのか不明ですが同サイトは以下のように推測しています。
この決定は「less can be more」という哲学と、One UIを合理化し、最適化したいという願望から生じました。
実際にどの程度のユーザーが使っていたのか不明で、自分はGoogleのジェスチャーナビゲーションを使っていたことからも削除されても問題はありませんでした。ただ愛用していたユーザーからすれば不満の声が出ているのも事実。
一方でSamsungもあまり使われない機能をいつまでも残しておくのも無駄である以上、詳細な理由は分からずとも削除したということは不要だったと考えるしかないと思います。
なぜか中途半端に復活。
ただ今回の情報によるとSamsung版のジェスチャーナビゲーションはGood Lockを介して復活したことが判明したとしています。素人目で見れば標準のオプションとして不要だが使いたいユーザーのためにGoog Lock上で選択肢を増やしたという感じにも見えます。
ただ日本ではようやく解放されましたがGood Lockは地域限定のアプリで、Galaxyが販売されている全ての地域で使えるわけではないです。何より同サイトは今回のSamsung版ジェスチャーナビゲーションの復活方法は中途半端であると指摘しています。
私の見方では、サムスンが持っていた唯一の合理的な選択肢は、機能を全面的に無効にしておくか、そのままOne UIに戻すか、実験的なプラットフォームをグローバルに利用可能にしながらGood Lockに追加することでした。しかし、どういうわけか、サムスンは最悪の選択肢を見つけ、それと一緒に行った。
何より削除したけど想定以上に反対の声が多く、とりあえず復活させたという感じなのかもしれません。今後状況次第では再び完全復活という流れになるのかもしれません。