iPhoneが登場してから現在の「スマートフォン」が主流になりましたが、SamsungはGalaxy S24シリーズでGalaxy AIを搭載してAIを強化したことからも、スマートフォンの次なる段階として「AIフォン」と呼称。
それだけこれからの時代はAIが重要な立ち位置になってくると思います。一方で先日にSamsungはグローバル市場から約2ヶ月半遅れてGalaxy S24シリーズを国内でも正式発表。
今回はSamsung JapanにおけるGalaxy S24シリーズの直販版の在庫状況について簡単にまとめたいと思います。
直販版は想定以上の人気。
先日のGalaxy S24シリーズの国内発表において一番のサプライズはキャリアモデルと直販版の予約開始日/発売日が同日だったこと。昨年で見ればGalaxy S23 UltraにしろGalaxy Z Fold 5にしろキャリアモデルと数ヶ月のタイムラグがあった上でカラバリは1色にストレージは1TBモデルのみと購入するユーザーはかなり限定的だったと思います。
ただGalaxy S24シリーズはストレージオプションにしろカラバリにしろキャリアモデルより充実している上で価格が圧倒的に安い。だからこそか直販版の人気は上々という感じで上記の画像からも「4月18日配送開始日」となっています。
予約開始直後は5月中旬以降の発送予定となっていたユーザーもいたみたいですが「1週間待ち」に落ち着いた感じです。少なくとも直販版の初期在庫は完売したことになり、直販版のニーズが高いことが証明されたことになります。
もちろん最初はアーリーアダプターが多いため上位モデルや直販版の方が人気が集中しやすい。なので今後どのような売れ行きになるか次第ですが、上手くいけばSamsungは今後さらに直販版に力を入れてくる可能性があります。
キャリアモデルをは売れない時代に。
以前まで国内で発売しているAndroidメーカーはキャリアでの売り上げが非常に重要になってくるため忖度している印象でした。同じく昨年を見る限りSamsungも同様の流れでしたが今年で見ると全くそんなことはないです。
今後SonyやSHARPなどキャリアモデルも直販版モデルを出しているメーカーがどのような動きになるか次第ですが、この流れをみるとキャリアモデルの販売力が落ちてきている可能性があります。
少なくともキャリアで購入するユーザーの多くは一般層で20万円を超えるようなフラッグシップを買うユーザーは少ない。このことを考えるとキャリアとフラッグシップの相性は悪くなってきておりメーカーとしても直販版に力を入れやすい状況になっているのかもしれません。
何よりSamsungが同日に発売することからもSonyもSHARPにもかなりのプレッシャーをかけることに違いはないと思います。