コロナ以降世界的なインフレが進みスマートフォン市場でも大きな影響を受けています。また国内で見ると円安の急激な進行とグローバル市場では価格が据え置きになっている機種でも値上げ傾向にありハイエンドは20万円オーバーに。
そしてミドルレンジは7万円前後と以前のような価格で購入することは厳しい状況となっていますが、先日より発売されたNothing Phone (2a)はベースモデルであれば4万9800円で購入可能と非常にチャレンジングな価格設定となっています。
先日には開封レビューを公開させて頂きましたが今回はNothing Phone (2a)を実際に使ってみてどうしても気になる部分について簡単にまとめたいと思います。
質感は思っていたよりも良さげ。
背面中央寄りに並列型で配置されたデュアルレンズカメラなどプレス画像でみる限りNothing Phone (2)にある洗練されたデザイン性をNothing Phone (2a)には感じないと思っていましたが実機を見てみるとそこまで悪くない。
やはりコストカットのためにサイドフレームにプラスチックを採用した上でバックパネルもプラスチックで静電気が発生しやすいことから埃など付着しやすいなど気になる部分もあります。
ただサイドフレームにプラスチックを採用したとはいえマット仕上げを採用したことで質感は悪くない。また筐体サイズがでかいからこそ、重さ190gに抑えたことで実際に持ってみると想定以上に軽く。
さらにサイドフレームが想定以上に柔らかいからこそ手に馴染みやすいと、廉価版なりのコストカットはありますが独自デザインに独特の質感の採用と変に安っぽさは感じないです。
一つだけ許せないこと。
実際に触ってみると気になる部分も地味にありますが、価格を考えれば妥協できることがほとんどです。ただ先日の開封レビューで触れること忘れた一つだけ価格で許せないことがシャッター音です。
正直びっくりするくらいの爆音で、人気があまりない公園でサンプル撮影をしているとシャッター音が響き渡る感じです。またPixelなどと比較してシャッター音が長いため余計に気になるという感じです。
盗撮防止という面では最強だと思いますが、飲食店で料理を撮影するためなど日常的に使う場合でも支障があるくらいデカいです。これだけは価格関係なく許せないという感じです。
ちなみにカメラの設定からシャッター音を消すことが出来ますが、これは本体にSIMカードが入っていない場合のみと実用性に欠けるオプションだと思います。
シャッター音をオフにさせろとまでは言いませんが音量はアップデートでもうちょっと調節してほしいかなと思っちゃいます。ここまで音量がデカいとカメラを使う気がなくす感じです。