GoogleはPixelにSnapdragonを搭載していた時はQualcommと共同してアップデートを開発していたと言われていますがGoogle Tensorに切り替えてからQualcommの協力を仰げなくなった。
その結果Pixel 6シリーズから不具合やバグが急増しており、Googleはその対策の一つとして4半期ごとに配信されるFeature Dropのβ版であるAndroid QPRを開始しました。
今回Phone ArenaによるとGoogleはAndroid 14 QPR3 β2.1の配信を開始して複数のバグを修正したと報告しているのでまとめたいと思います。
最新のβ版の配信を開始。
Googleは6月のFeature Dropのβ版であるAndroid 14 QPR3の開発を継続しており、今回の情報によると最新となるAndroid 14 QPR3 β2.1の配信を開始したとしています。
ちなみに前のアップデートから約1ヶ月近く開いており、今回のアップデートの容量は414MBとそれなりの大きさです。ただGoogleはシームレスアップデートに力を入れており、ダウンロードからインストールまでの時間も大幅に短縮されているのでそこまでストレスに感じないかも。
そして一応対象機種を確認するとPixel 5a/Pixel 6/Pixel 6 Pro/Pixel 6a/Pixel 7/Pixel 7 Pro/Pixel 7a/Pixel 8/Pixel 8 Pro/Pixel Fold/Pixel Tabletとなっており、Android15と異なりPixel 5aはギリギリ対象になっている感じです。
アップデートの修正内容。
また今回のアップデートで修正及び改善された部分は以下のようになります。
- 最近のアプリを表示しようとすると、デバイスのランチャーがクラッシュすることがある問題を修正しました。
- ドックに接続されている間にPixel Tabletデバイスが充電できないことがある問題を修正しました。
- 画面の下部から上にスワイプすると、常にホーム画面に戻るとは限らない問題を修正しました。
- ロック画面の通知のレイアウトが追加のパディングで表示される問題を修正しました。
- システムアプリとユーザーアプリの両方で頻繁に「アプリケーションが応答しない」エラーが発生する様々な問題を修正しました。
- 画面の上部から下にスワイプすると、常に通知シェードが表示されない問題を修正しました。
- Pixel Foldデバイスのデバイスが展開されたときに、内部画面の半分しかコンテンツが表示されないことがある問題を修正しました。
- ユーザーの壁紙設定が正しくバックアップされないことがある問題を修正しました。
- 「クイックタップしてアクションを開始する」ジェスチャーが機能しなくなることがある問題を修正しました。
- システムの安定性、パフォーマンス、接続性、インタラクティブ性、カメラに影響を与えるその他のさまざまな問題を修正しました。
少なくともAndroid 14 QPR3のベータプログラムに参加しているユーザーには自動的に配信されるようになっています。一方で途中で辞める場合は地味にリスクがあるので仮に参加するのであればリスク踏まえて参加することをおすすめします。