Samsungが有料補償プランを強化。無制限のバッテリー交換可能でPixelと大きな差

Samsungは得意なソフトをさらにGalaxy AIで強化しており、また一部市場ではGalaxy S23シリーズやGalaxy Z Fold 5に対してもOneUI6.1のアップデートを通して対応。

特にソフト面では手厚いサポートがあるGalaxyですが、今回9To5GoogleによるとSamsungは有料の補償サポートをさらに強化したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。

Samsung Care+を強化。

今回の情報によるとSamsungはSamsung Care+の加入者に対して2024年5月より利用料金の値上げを告知していることが判明したとしています。

5月からの価格改定によって盗難や紛失の補償も含むプランのみが月額$2以上値上げになるとしています。ただ一方で料金の値上げに対してバッテリーを無制限で交換することが可能になるとしています。

バッテリーが交換できる条件としてはバッテリーの状態が「79%」未満の状態になっていることで、現時点ではユーザーの実質負担金に関しては明らかになっていません。

ただ従来と異なり補償で対応できる回数がなくなるのは長く使いたいユーザーにとってはプラスです。

またSamsungは今回のプラン改定に合わせて以下のようにコメントしています。

サムスンのデバイス保護プログラムの今後の変更についてお知らせします。サムスンの記録によると、あなたは現在、サムスンケア+盗難と損失またはサムスンケア+に登録されています。

2024年5月、サムスンは、サムスンケア+盗難と紛失を伴うサムスンケア+デバイス保護製品の新機能として、診断テストで示されるように79%未満の充電容量を示す対象デバイス*の無制限のバッテリー修理を含めます。

お客様は、対象デバイスに追加の損傷を与えることなく、無制限のバッテリー修理を受ける資格があります。この修理オプションは、ウォークイン修理または郵送修理の両方で利用できます。

ユーザーによって評価が分かれるところですがサポートが手厚くなるのは嬉しいところです。

サポートの手厚さは重要。

昨年の10月に発売されたPixel 8シリーズでは最大7年のアップデートサポート期間に対応。さらにGoogleは7年後でも修理がしっかり出来るように、最大7年間修理用コンポーネントの提供をすることを明らかにしています。

一方でSamsungに関してもGalaxy S24シリーズで最大7年のアップデートサポートに対応しましたが、修理用コンポーネントに関しても同様に対応する可能性があります。

少なくともアップデートサポートの拡張に合わせてサポート自体は強化された印象を受けますが、一方で今回の情報にあるように有料の補償プランの拡充も重要になってくる印象です。

特に国内で見ればSamsungは直販版であってもSamsung Careを提供しており、今後Galaxy S24シリーズが国内発表され、直販版も出るのであれば拡張される可能性があります。

一方でGoogleに関してアメリカではGoogle Storeにおいて有料の補償プランを用意していますが国内のGoogle Storeでは用意されていません。現状だとバッテリーが7年も持つはずもなく長期間使えば使うほど故障するリスクが高くなります。

なので今後は長く使いたい人ほど有料の補償プランが重要になってきて、特に補償に求めるハードルが高い国内市場においては大きな差につながっていくのかもしれません。

 

 

最新情報をチェックしよう!