価格据え置きに期待。Pixel 9はあることでコストカットに全力

GoogleはGoogle Tensorの開発に莫大な投資をしていることが判明している一方で、本体の価格を抑制するためにSamsung製のコンポーネントをより多く採用することでコストカットをしていると言われています。

特にカメラが分かりやすい例でPixel 6シリーズ以降Sony製からSamsung製の比率が高くなっており、Pixel 7 Proで見るとコンポーネント全体の約半分がSamsung製とされています。

ただそれでも厳しい状態となっておりPixel 8シリーズではついに値上げ。さらに直近の情報からもPixel 8aの価格も値上げされる可能性があります。

今回91MobilesがGoogle Pixel 9のレンダリング画像に言及しておりコストカットが全面に出ている可能性があるのでまとめたいと思います。

本体サイズがヒント。

Source: 91Mobiles

先日に同サイトはCADを元に作成したPixel 9のレンダリング画像を公開しています。情報源となっているOnLeak氏の実績を考慮すればほぼ確定的なデザインとも言えます。

現行モデルと比較するとバックパネルにサイドフレームがフラット化しており、カメラバンプもサイドフレームに連結するようなデザインではなく独立したデザインの採用とブラッシュアップされている部分があります。

ただ一方で個人的に気になる部分として本体サイズで今回の情報によると152.8×71.9×8.5mmでこの本体サイズは事前情報通りであれば新たに追加される小型のProモデルであるPixel 9 Proと全く同じ大きさになります。

またカメラバンプ込みの厚みも12mmと全く一緒で、あくまでもレンダリング画像を見る限りではカメラ部分の面積も一緒のように感じます。

なのでカラバリなどに違いはあれどPixel 9とPixel 9 Proは筐体サイズが全く一緒の可能性があります。

コストカットしている可能性。

Source: 91Mobiles

実際のところどうなるか不明ですが、Googleの狙いとしてはPixel 9とPixel 9 Proで可能な限りコンポーネントを共通化することでコストカットしている可能性があります。

もちろんPixel 9は無印でPixel 9 Proは上位モデルなのでスペック部分で差別化してくる可能性があります。ただケースやディスプレイなどサイズを一緒にすることでコストカットをしている可能性があります。

Appleが以前無印とProモデルでサイズを共通化することでケースも共通化していました。このことを考えるとラインナップに差があったとしてもPixel 9とPixel 9 Proで同じアクセサリーを使うことが可能になるかも。

またディプレイサイズも一緒の可能性があるのでスクリーンプロテクターも使い回しができる可能性があります。逆に言えばそれだけコストカットしないと価格の据え置きが難しいのかもしれません。

現時点で価格に関する情報はありませんが、そこまで高価格化しないのかもしれません。何よりPixel 9は現行モデルと同じく$699の据え置きであることに期待です。

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