中華に勝てず?SamsungがiPhone SE用ディスプレイの供給叶わず

かなり情報が錯綜していますがAppleはiPhone SEを開発中。一部情報によるとiPhone SEはiPhone 16シリーズに統合され今年の後半に正式発表される可能性があると予測されていますが実際にどうなるのか不明。

今回SamMobileがiPhone SEで採用されているディスプレイについて言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

サプライヤーが決定?

AppleはiPhone Xで有機ELディスプレイ採用してからSamsung製を長らく採用。ただ発注量への厳しい制限やコストが高いことからもAppleはLGに莫大な投資を続けてきており、さらにBOEを新たに採用するなどSamsung比率を下げています。

そして先日の情報によると、AppleはiPhone SE用のディスプレイとしてBOE/Samsung/Tianmaの3社の中からサプライヤーが決定される可能性があるとしています。

ちなみにSamsungは一枚あたりのコストが$30に対してBOEが$35でTianmaが$40を提案したみたいですがAppleは一枚あたり$20以上のコストは払う気がなかったと言われています。

ただ今回の情報によると最終的に一枚あたり$25を提案したBOEに決定したことが判明したとしています。実際にどの程度の発注がかかるか不明ですがSamsungにとっても大きな損失になる可能性があります。

上位モデル用に集中する可能性。

なぜ今回SamsungがiPhone SE用のサプライヤーになるために積極的に動かなかったのか詳細な理由は不明ですが、同サイトによるとiPhone 15シリーズ用のディスプレイなど上位モデル用に集中することでしっかり利益を稼いだ方がいいと判断した可能性も。

結局サプライヤー関連の情報はいつも錯綜しており、iPhoneのProモデルはコストが高いMシリーズを採用していることが判明しています。おそらくですがiPhone 16 Proシリーズに関してもSamsungのMシリーズを採用する可能性があります。

まだAppleやSamsungが一部機種にSamsung製のディスプレイを採用しているとはいえBOEの台頭がすごい。フレキシブルディスプレイに関してもHuaweiの復活によりBOEがシェア1位を獲得したことが判明したとしています。

以前は需要が高いことからも強気の商売をしていたSamsungですが今後顧客の減少により、今後どのようなマーケティングをするのか非常に気になるところです。

 

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