国内市場において為替の影響も大きくハイエンドモデルを中心にここ数年で一気に高価格化した印象です。またハイエンドモデルと比較するとまだ安いですがミドルレンジも7万円前後と高価格化が進んでいます。
その中で存在感を示しているのがNothing Phone (2a)です。今回PR TIMESによると国内においてNothing Phone (2a)の出荷を開始したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
いよいよ出荷開始。
正式発表当時Nothingは3月下旬以降出荷開始予定とアナウンスしていましたが、今回の情報によると3月28日より出荷を開始したことを明らかにしました。
執筆時点で発送通知が来ていないですが、早期に予約をした人は早ければ3月29日頃から手元に届く可能性があります。また先日の情報からも「おサイフケータイ」への対応も発売までに間に合っていることが判明しています。
ちなみに今回出荷を開始したのは256GBモデルのみで、128GBモデルは価格こそ4万9800円であることが判明していますが、予約開始時期や発売時期に関しては後日アナウンスがあるとしています。
ちなみに今回の出荷に対してCEOであるCarl Pei氏が以下のようにコメントしています。
本年はNothingの発展を加速させる年であり、Phone (2a)はそのための大きな一歩となります。本製品によって、すでに多くの人々から高く評価いただいているNothingの革新性を、さらに多くの方に体験いただけるでしょう。私たちは、Phone (2a)が当社史上最高の販売実績を上げると確信しています。
PR TIMES
価格的にもかなり強気で多くの地域で販売台数が拡大する可能性があります。
販路は今後拡大に。
また今回出荷を開始したのは、あくまで公式サイトで先行予約を開始していた256GBモデルのみです。ちなみに256GBモデルは執筆時点で品切れとなっており購入することは出来ない状況に。
今後の販売スケジュールを確認すると、公式サイトおよび正規販売パートナーでの一般販売は4月下旬に発表予定となっていることからも、発売は5月になってからとちょっと先の話になってしまうのかもしれません。
インドなどでの売上を見るとかなり反響が高いという印象で、生産が世界各地で追いついていない可能性があります。国内だと大手キャリアが扱うわけではないので圧倒的に販路は限定されています。
また保証体制も十分とは言えない中で今後どれだけ国内市場で認知度を高めることができるのか気になるところです。自分も手元に届き次第レビューをしたいと思います。