読者層で偏りが出過ぎ。今最も使われているAndroidのバージョンは何?

順調にいけば4月頃からAndroid 15 パブリックβ版の配信が開始する可能性があり、タイムスケジュール通りであれば今年の8月頃にPixelに対して本配信を開始する可能性があります。

少なくともGoogleはPixelに対してのアップデートはかなり積極的ですが、一方でAndroidで見た場合深刻なのが最新バージョンのシェアです。

今回9To5Googleが今使っているスマホのバージョンについて読者アンケート結果を公開しているのでまとめたいと思います。

読者アンケートの結果。

Source: 9To5Google

今回同サイトが「今使っているスマホのAndroidのバージョンは?」という内容で読者アンケートを行っており結果を共有しています。ちなみにこの手のアンケートは読者層によって偏りが出やすく、同サイトによるとAndroidが好きで特にPixelが好きなユーザーが多いとしています。

その上で今回のアンケート結果を確認すると最新となるAndroid14が全体の68.8%を占めていますがPixelユーザーが多いことを考えると特段驚きはありません。

そして2位としてAndroid13で13.2%を獲得していることを確認できます。他社で昨年発売された機種であればAndroid14の配信が開始していない可能性もあり、比較的最新機種を使っているけどAndroid14がまだきていない人と考えれば納得です。

またこの手のアンケートだと少数とはいえ物好きな人もいるのでAndroid15のDPを使っている強者も。改めてPixelのメリットは最新のアップデートにアクセスしやすいことで今回のアンケート結果でも顕著に出ていること感じです。

ただ市場全体とは異なる。

今回のアンケート結果だけ見ると最新バージョンを使っている人が圧倒的に多いと思いますが、これは読者層の偏りから発生していることであり、今回の情報によると調査結果からもAndroidで最もシェアを獲得しているのはAndroid11です。

ちなみに調査結果は2023年の6月時点のものなので最新版の公開を待つ必要がありますが、昨年当時で最も使用しているユーザーが多いのはAndroid11で2番目にAndroid10という感じです。

毎年似たような動向になることが多いので、今年の調査結果ではAndroid12が最も使われているバージョンになる可能性があり、その次にAndroid11という感じかも。

基本最新のバージョンは大体シェアが10%前後のことが多く、GoogleとしてもAndroidの世代交代が進まないことを深刻に捉えています。そのためアップデートをしやすいシステム構築などに尽力している感じ。

またこの手の調査結果を見ると機種にもよりますがアップデートサポート期間がきれても普通に使っている人の割合がかなり多いこと。何より昨年のPixel 8シリーズからアップデートサポート期間が拡張されており今後各メーカーが追従されれば古いバージョンの比率は徐々に下がっていくのかもしれません。

 

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