Xperia 1Ⅵでアスペクト比変更。リスク高めで賛成意見の人ほど買わない

先日の情報からもXperia 1Ⅵではアスペクト比21:9をやめ19.5:9を採用すると予測されており、2019年から続いた現行のデザインが刷新される可能性があります。

事前情報の信憑性は定かではないとはいえ、デザインの刷新についてポジティブな意見もあればネガティブな意見もあります。今回はXperia 1Ⅵで特徴を失うことは競争が激化して売り上げがさらに減少する可能性があるのでまとめたいと思います。

ユーザー視点ではメリットの可能性も。

2019年に登場したXperia 1からアスペクト比21:9を採用したことで、一部ユーザーからは「縦長すぎる」とか「リモコン」とか非常に厳しい意見がありました。

このようにアスペクト比21:9の採用に否定的な意見を持っていた人にとって、今回のデザイン刷新との予測は朗報なのかもしれません。ちなみに自身のYouTubeのコメント欄において以下のようなコメントもあります。

正直アスペクト比が縦長でなくなることはiPhone等他のスマホを使っていた人からすれば横幅が確保され乗り換えに不安がなくなることに繋がるから個人的には好意的に思ってる。マルチウィンドウの場合縦長の方が使いやすいという意見もあるがその場合旧機種を買えばいいしやはり少数派。

普遍的なアスペクト比を採用することで他社のスマホを使っているユーザーからすれば、Xperiaの買い替えのハードルが下がる可能性があります。

また現行モデルは横幅がスリムなので取り回しの良さに大きく貢献していますが、一方で文字含めコンテンツは他社より小さくなりがちで、多くのコンテンツがアスペクト比21:9に最適化されていないため、他社の機種よりも余白や黒帯が大きくなりやすいデメリットがあります。

一方でアスペクト比21:9に対して以下のようなポジティブな意見もあります。

Xperiaの特徴を無くして性能を上げるとなると、確かに全体的に中途半端なスペックになってしまう上に、Xperiaらしいスマホではなくなってしまう…。21:9、好きだったんですけどね…

実際に使っているユーザーから割と好意的な意見が多いのも事実。

メーカー視点でみると厳しくなる可能性も。

事前情報通り4Kの表示解像度をやめフラッグシップモデルでは割と普遍的な2K+になった方が電池持ちの改善にも期待できるなど、多くのユーザーにとってXperiaはとっつきやすい存在になる可能性があります。

ユーザーからすれば、Xperiaのネックに感じていた部分が解消されれば次の買い替え候補になる可能性がありますが、当たり前の話買うとは限らず候補の一つになる可能性があるだけ。

また特徴がなくなるということは、現Xperiaユーザーが離れる可能性があり、他社との差別化がしにくくなるということ競争がより激化する可能性があります。

Xperiaに限らず、スマホの個性はそれぞれに持ち合わせてほしいと思っています。各メーカーが同様に似てきてしまえば、当然面白みがなくなり、購買欲、所有欲が薄れてしまいます。

競争力を強化するために基礎スペックを底上げした上でサポート期間を伸ばそうとすれば今まで以上にコストがかかる可能性もあり、結果より本体価格が高くなるというパターンもあると思います。

何より2019年にニッチ層をターゲットにしたことから多くのユーザーを悪く言えば切り捨てた。それで今更一般向けに方針を変えたとしても、以前のユーザーが戻ってくるとも限らない。

現行シリーズはニッチ向けだからこそハマる人にハマるという感じでしたが、一般ユーザー向けにすれば、全てのユーザーにとってハマりにくくなる可能性があります。

スマホ市場が成熟期に入っている中で、各社を個性を強化している中で、事前情報通り個性を捨てるのは何とも言えない感じです。少なくとも国内で見れば使いやすさや完成度で見ればiPhoneに勝るものはないです。

その中で一般ユーザー向けにするのは、個人的に迷走の始まりと感じてしまいます。またきつい言い方になりますが、「たられば」を言う人の多くは、そのたらればが実現したとしても次に何かしらの文句をつけて買わないことが多い。

結果オタクからも見放されて売り上げがさらに低迷しないことに期待するばかりです。

 

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