S-Penをスキップ。Galaxy Z Fold 6の廉価版はディスプレイに難あり?

2019年にSamsungは折畳式機種であるGalaxy Foldを展開してから毎年丁寧にアップデートを重ねており、2020年からはGalaxy Z Flipシリーズの展開を開始と同社にとってGalaxy Zシリーズは同社の主力シリーズ扱いになっています。

またグローバル市場でも丁寧な展開してきたことからも圧倒的なシェアを確保していましたが2023年第4四半期においては厳しい流れとなっていることが判明。

今回Android AuthorityがGalaxy Z Fold 6シリーズで追加される派生モデルについて言及しているのでまとめたいと思います。

廉価モデルを追加する可能性も。

HuaweiにOppoにHonorなど中華メーカーが折畳式機種を積極的に展開していることからも競争が激化。そのためSamsungもシェアを減少していると言われており要因の一つとして価格があると言われています。

例えばアメリカ市場でみるとGalaxy Z Fold 5は$1799で販売されています。一方でGoogle Pixel Foldは同じ価格設定となっていますが、折畳式機種市場に初参入したOnePlusのOnePlus Openは$1699と僅かに安い。

中華メーカーの今までの動向を考えると今後価格でより勝負してくる可能性があります。その中でGalaxy Zシリーズの価格は非常に重要になってきますが今回の情報によるとSamsungはGalaxy Z Fold 6で廉価モデルを追加する可能性。

これは以前より噂されていましたが、今回より具体的な情報が出てきており、コストカットのためにS-Penのサポートをしていないとしています。

Galaxy Z Fold 5などと異なり、S-Pen自体が使えないということになり、S-Penスロットが内蔵されていないという意味ではありません。ただ残念なことにS-Penのサポートをスキップしてどの程度安くなるのか不明です。

ちなみにSamsungはディスプレイの耐久性に合わせてGalaxy Z Fold 3からS-Penをサポートしていますが、S-Penをスキップすることに合わせてディスプレイの耐久性も下がっているのであれば大幅にコストカットできる可能性もあります。

上位モデルが存在するとの話。

Source:Smartprix

一方で真逆の情報もあり、Galaxy Z Fold 6では上位モデルが追加されるとの予測。少なくとも海外サイトによるとコードネームからGalaxy Z Fold 6には2つのモデルが存在していることが判明しています。

結局のところ廉価モデルになるのか上位モデルになるのか不明です。またOnLeak氏がGalaxy Z Fold 6のほぼ確定的なレンダリング画像を公開していますが、このデザインは廉価モデルなのか標準モデルなのか上位モデルなのかまでは分かっていません。

ただ少なくともGalaxy Z Fold 5対比でデザインが刷新されることに違いはないという感じです。ちなみに一部噂によると上位モデルは本体がより薄型化した上で大型化している可能性があり、S-Penが内蔵されているとの話もあります。

Samsungがシェアを維持するためには廉価モデルの追加ですが、個人的には上位モデルを追加してほしいように感じます。結局のところGalaxy Zシリーズの売上が低迷している利用の一つとしてマンネリ化があると思います。

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