2023年第4四半期。Samsungだけ折畳式機種市場でマイナス成長に

先日の情報からもSamsungは折畳式機種市場で2024年第1四半期において首位から陥落する可能性があります。初代Galaxy Foldから丁寧にアップデートしてきたとはいえデザインは大きく変わることはなかった。

その中で他社がグローバル展開してきておりGalaxy Zシリーズの競争力も徐々に下がり始めてきている可能性があります。今回Revegnus氏がグローバル市場におけるメーカー別シェアについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。

2024年第4四半期はやはり苦戦。

今回同氏が以下のようにポストしていることが判明しました。

今回のポストを確認するとGalaxy Zシリーズは第4四半期にかなり売れることが多いがGalaxy Z 5シリーズは売れていないとしています。さらにSamsungはトップを維持しているとはいえほぼ全ての地域でシェアを落としているとしています。

添付されている画像を確認すると、Samsungが注力している北米市場において前年対比で折畳式機種自体は78%成長していますが、Samsungはシェアを落とした上でmotorolaがシェアを拡大しつつOnePlusが新たにランクインしている状態です。

ちなみに本家本元である韓国を含んだアジア圏を見ると前年対比で45%成長している一方でSamsungとHuaweiがシェアを落としつつもHonorがシェアを拡大させています。

第4四半期はホリデーシーズンということもあり売上を伸ばしやすい時期ですがSamsungはかなり苦戦しているという印象です。

折畳式市場で一人負けの状態。

少なくともSamsungはシェアを死守していますが今回の調査結果を確認する限り全ての地域でシェアが減少しており、今後の他社の動き次第では首位から陥落する可能性もあります。

メーカー成長率(前年同期対比)
HONOR914%
motorola898%
vivo235%
Oppo198%
Xiaomi115%
Huawei35%
Samsung-32%

GoogleやOnePlusなど2023年に初めて折畳式機種を出したメーカーは含まれておらず、あくまでも主要メーカーでのランキングになりますがSamsungだけマイナス成長になっています。

HONORに関してはグローバル市場で積極的に展開していることに加え中国市場で最新機種をしっかり展開していることからも大幅な成長を遂げていることを確認できます。

また中国市場でしか展開していないvivoやXiaomiですが中国でそれなりに売れたからこそ数字が回復した一方でHONORやmotoの成長によってSamsungはシェアを落としている状態です。

事前情報からもSamsungはGalaxy Z Fold 6でデザインを刷新する可能性があることに加え、上位モデルを新たなに追加してくる可能性があります。

今年の第3四半期や第4四半期ではどの程度売上を伸ばしてくるのか非常に気になるところです。

最新情報をチェックしよう!