Pixel 9の新機能判明?アダプティブタッチで濡れた手でも快適に使えるかも

先日よりAndroid15の開発者向けβ版の配信が開始している一方で、Googleは6月のFeature Dropのβ版となるAndroid 14 QPR 3の配信も開始しており、Android14にAndroid15と開発を継続しています。

そしてβ版はリークの宝庫となっており、今年の後半に登場するPixel 9シリーズに関する情報が埋め込まれていることも。今回Android AuthorityがPixel 9のディスプレイの新機能に言及しているのでまとめたいと思います。

新たな新機能が判明。

先日よりGoogleはAndroid14 QPR3の配信を開始していますが、今回の情報によるとAndroid14 QPR3の内部コードから「アダプティブタッチ」という新機能が隠されていることが判明したとしています。

内部コードからも設定/ディスプレイ/タッチ感度の部分に新たにアダプティブタッチが追加される可能性があるとしています。ちなみに現状だとAndroid14 QPR 3にアップデートしているPixel 8 Proで表示することは出来ないとしています。

ただコードを掘り下げた上でアダプティブタッチが有効化されているとタッチ感度が「環境/アクティビティ/スクリーンプロテクター」に合わせて自動的に調節されることが判明したとしています。

以前よりGoogleはアダプティブタッチを開発しているとの噂がありましたが、今回Android14 QPR3でより実装に現実味が増してきたことになります。

濡れた手でも反応するようになるかも。

今回判明したアダプティブタッチが実際にどのようにして自動調節されるのか詳細は不明だとしていますが、同サイトによれば濡れた指が一つのキーになる可能性があることを指摘。

ちなみにOnePlus 12はスマホ本体が濡れている時にタッチ感度を調節する「Aqua Touch」に対応していますが、Googleは「Aqua Touch」からインスピレーションを受けている可能性があると指摘。

またGoogleはPixel 8シリーズにおいてユーザーがスクリーンプロテクターを貼っているのか貼っていないのか検出することができる機能を追加しており、スクリーンプロテクターを装着した際、ユーザーにタッチ感度をあげるオプションをオンにするかの通知が表示されます。

現状だとユーザーにオプションのオン/オフを促すだけですがアダプティブタッチでは通知することなく自動で調節してくれる可能性が高いことになります。

対象機種は2024年モデルに。

また今回の情報によると内部コードにおいてアダプティブタッチに「P24」と明示的にラベルされていることが判明したとしています。ちなみにGoogleは特定の年のデバイスを参照するために内部的に「P2X」と表示することがある。

Pixel 8とPixel 8 Proは「P23」とラベリングされていることからも今回の情報通りでは対応する可能性は低く、Pixel 7aは「P23 _MIDYEAR」とラベリングされていることからもPixel 8aも対応しない可能性があります。

つまりアダプティブタッチはPixel 9シリーズやPixel Fold 2から対応する新機能になる可能性があります。ソフトのアップデートで既存機種も対応できそうな感じもしますがGoogleは差別化のために最新機種に限定するのかもしれません。

最新情報をチェックしよう!