Googleは近年Xperiaのスタミナモードのように本体の電池持ちを改善させる機能や、アダプティブ充電などバッテリーの劣化を防ぐ機能の開発に尽力しています。
今回9To5Googleによると最新のアップデートでPixelのバッテリー情報のページが削除されたと報告しているのでまとめたいと思います。
Android14 QPR2で削除に。
Googleは2023年12月に配信されたFeature DropでGoogleはバッテリー情報のページを導入しました。このバッテリー情報のページにおいて充電回数やバッテリーの製造日を確認することができましたが、バッテリーの状態の詳細に確認できるわけではなかった。
ただ今回の情報によると先日配信を開始したAndroid14 QPR 2において「バッテリー情報」のページが削除されていることが判明したとしています。
以前は「Android バージョン」の下に「バッテリー情報」という項目がありましたが手持ちの最新状態にしたPixel 8 Proで確認すると「バッテリー情報」という項目を確認できません。
そして3月のアップデートで削除されたことで一部ユーザーは「Android Issue Tracker」に報告していることが判明。つまり多くのユーザーは今回のバッテリー情報が削除されたことは「不具合」だと判断したことになります。
Googleの意図的な削除に。
ただGoogleは「Android Issue Tracker」での報告に対してバグや不具合ではなく意図的に削除したことを明らかに。さらに新たな「バッテリー情報」が今後登場するPixelのみでサポートされることに言及しています。
少なくとも現時点での情報を考慮すると既存機種に「バッテリー情報」の項目が表示されていたこと自体がイレギュラーであったと考えることができ、今後Pixel 8シリーズやPixel 7シリーズなど既存機種で復活することはないです。
正直ソフトの問題であれば既存機種に拡大することもできると思いますが、それがPixel 9シリーズなど今後登場するPixelに限定されるということはハード的な問題もあるのかもしれません。
もしかしたらPixel 9シリーズなどは新たなバッテリーを採用している可能性もあります。何より今後登場するPixelが対応している「バッテリー情報」は今までよりバッテリーの詳細を確認できるように進化しているのかもしれません。
